ライドシェア実証実験、4月にも 神奈川県、三浦市で

 神奈川県は1日、一般ドライバーが自家用車で乗客の有償運送を担う「神奈川版ライドシェア」の実証実験を、早ければ4月から同県三浦市で始めると明らかにした。実験期間は8カ月程度とし、運営主体をタクシー会社に切り替える本格実施は2025年初めごろを目指す。

 ドライバーは三浦市在住か在勤の人で、20人程度を市が募集する。車両の運行や整備の管理はタクシー会社に委託する。乗客は専用のスマートフォンアプリが必要。時間は午後7時~午前1時で乗車は市内に限るが、降車は市外でもできるよう調整している。料金はタクシーと同程度とし、ドライバーの報酬や採用要件などを今後検討する。

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