相撲協会、1千万円を寄付 被災地支援、4月に興行も

 日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開き、能登半島地震の被災地支援として、石川県に義援金1千万円を寄付することを決めた。大相撲初場所中に館内で行った募金活動で集まった535万455円も寄付。春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)でも会場内で募金活動を実施する。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は4月に両国国技館で興行を開催し、収益を被災地に寄付する計画があることを明らかにした。「社会貢献部の親方衆が思案しているところ。しっかりと固まったら発表したい。継続的にできる限りの支援をしていきたい」と語った。

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