愛助を巡る展開に、あさイチMC陣呆然「どうしましょう…」

大阪の銭湯で育ったヒロインが歌手に成長するまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。2月1日放送の第85回では、スズ子の恋人・愛助が危険な状態となり、その後に放送された情報番組『あさイチ』でMC陣が動揺する場面があった。

陣痛のなか、病院に向かう支度をするスズ子(趣里) (C)NHK

スズ子(趣里)の出産が迫り恋人・愛助(水上恒司)からは「病気は快方に向かっている」という便りが届くものの、実際は悪化する一方だった。数日後、スズ子に陣痛があり病院に運ばれる。

スズ子が出産に励むのと同じ頃、愛助は危ない状況に陥り、残る力を振り絞ってスズ子に手紙を書こうとしていた。元気な女の子が生まれたそのとき、スズ子に付き添っていた坂口(黒田有)のもとに、大阪の矢崎(三浦誠己)から電話で緊急の連絡が入るのだった。

スズ子が無事に出産した直後に大阪から連絡があり、矢崎が電話口ですすり泣く姿や坂口が呆然と立ち尽くす姿が描かれ、放送が終了したこの日。

SNSでは「あまりに悲しすぎる・・・」「娘の誕生と命日が重なるなんて、そんなことある? あんなに頑張ってたのに」「愛助さん・・・明日のスズちゃんが心配だよ」といった悲しみの声が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「愛助さん」がトレンド入り、「#ブギウギ」が1位に浮上していた。

また、直後に放送された朝番組『あさイチ』ではMCの鈴木奈穂子アナウンサーが涙ぐみ、博多華丸・大吉と「辛すぎる」「切り替わらないよね・・・」「どうしましょう」と嘆くやり取りも。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。2月2日放送の第86回では、出産から数日が経ち、坂口たちの様子がおかしいことに気づいたスズ子が問い詰める。

文/つちだ四郎

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