川崎フロンターレ、「最強の日本人選手」はこの5名!

2月17日に行われるフジフィルムスーパーカップ。Jリーグを制覇したヴィッセル神戸と、そして天皇杯優勝の川崎フロンターレが対戦する予定となっている。

今回はその川崎フロンターレから「最強の日本人選手」を5名選んでみた。

川島永嗣

生年月日:1983年3月20日

所属期間:2007~2010

大宮アルディージャで若くしてJリーグにデビューした川島永嗣。高校時代からその才能は素晴らしいと評価されていた彼であるが、2004年に移籍した名古屋グランパスでは楢崎正剛のポジションを奪うことができずにサブの立場となっていた。

その状況が心配されていた中で2007年に川崎フロンターレへと移籍したことが彼にとって大きな転機になった。開幕戦からレギュラーとして出場を果たすと、目覚ましい活躍で評価を高め、日本代表にも定着。2010年ワールドカップを終えたあとにベルギーのリールセへと移籍し、海外へと羽ばたいていった。

中村憲剛

生年月日:1980年10月31日

所属期間:2003~2020

ミスター川崎フロンターレといえば中村憲剛を置いて他にはいない。2003年に中央大学から加入し、それから18年にわたって所属し続け、2019年には40歳を目前にして前十字靭帯断裂の大ケガを負いながらも復帰するという感動的な復活劇を見せている。

川崎フロンターレでの出場数は公式戦635試合にのぼり、そのなかで95ゴールを奪取。日本代表でもイヴィチャ・オシム体制と岡田武史体制で継続的に出場し、41capを獲得している。

大久保嘉人

生年月日:1982年6月9日

所属期間:2013~2016、2018

川崎フロンターレで「3年連続Jリーグ得点王」というとてつもない記録を達成したストライカー。川崎フロンターレに来るまでの4年間はヴィッセル神戸でも日本代表でもサイドアタッカーとしてプレーし、点取り屋としての本領を発揮できていなかった。

しかし、2013年に加入した川崎フロンターレでは、風間八宏監督のもと初年度から33試合26ゴールという素晴らしい記録を達成。2014年にも18ゴール、2015年にも23ゴールと大活躍。30代になってその得点能力を再び開花させた。

小林悠

生年月日:1987年9月23日

所属期間:2010~

拓殖大学から特別指定選手として水戸ホーリーホックでプレーしたあと、2010年に川崎フロンターレへと加入した小林悠。そのため「ワン・クラブ・マン」といえるのかどうかは微妙なところではあるが、間違いなく川崎フロンターレを象徴する選手だ。

大久保嘉人とのコンビはJリーグ最強のパートナーシップといえるものであり、さらに大久保が退団した直後の2017年には23ゴールで得点王に輝き、クラブ悲願の初タイトル獲得に貢献。中村憲剛からキャプテンも受け継ぎ、ピッチ内外で大きな役割を果たした。またおちゃらけにも対応できるキャラクターで広報活動にも大活躍であった。

三笘薫

生年月日:1997年5月20日

所属期間:2020~2021

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守田英正や谷口彰悟を外さなければならないのはとても心苦しいものだが、三笘薫を外すわけにも行かないのは誰もが理解してくれるはず。彼のインパクトはまさにJリーグの歴史上でも最高クラスのものであった。

川崎フロンターレのユースで育つもトップ昇格を断って筑波大学に進み、そこで大きく成長。2018年に特別指定選手として川崎に復帰すると、2020年に正式加入。Jリーグで強烈なドリブルを見せつけて2020年にヨーロッパへと移籍し、トントン拍子で世界屈指のウイングとして評価されていった。

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