【2024年最新】京都の人気カフェ・喫茶店16選!手淹れコーヒーや抹茶、和スイーツ、ランチを楽しもう

京都にはモダンでおしゃれなカフェや昔懐かしい雰囲気の喫茶店、おいしい日本茶和菓子を提供しているカフェなど、さまざまなタイプのカフェがたくさんあります。

今回はMATCHAライターが京都へ出向いて人気のカフェを取材。今、最も勢いのある京都のカフェを16選紹介します。

今注目のカフェ・喫茶店5選1.1950年創業の老舗喫茶店「六曜社(ろくようしゃ) 地下店」

昭和25年(1950年)創業の「六曜社 地下店」は、三世代にわたって続く老舗喫茶店です。ペストリーやコーヒーをサクッと楽しみたい人は1Fへ、ゆっくりコーヒーを楽しみたい人は地下の席がくつろげます。

現代の喫茶店にはあまり見られない“人間味”が感じられる温かい雰囲気のお店で、バリスタがお客さんに話しかけることも珍しくありません。

店内はどこか懐かしさを感じる心地よい空間。友人同士の話も弾むことでしょう。

お店で出されているコーヒーは、酸味が弱く少し苦めのコクがあるタイプです。夜はバーとして営業していて、「昼とは違った雰囲気が楽しめる」と、こちらも人気を集めています。

六曜社珈琲店
住所:京都府京都市中京区河原町三条下大黒町40
電話番号:075-221-3820
営業時間:8:30~22:30(L.O.22:00)
祝日:水曜日
「三条京阪駅」より徒歩約5分
地下鉄「市役所前」駅より徒歩約5分

2.こだわりの豆を使用「ELEPHANT FACTORY COFFEE(エレファントファクトリーコーヒー)」

鴨川の近くにある「ELEPHANT FACTORY COFFEE」は知る人ぞ知るコーヒーショップです。

お店で使用されているコーヒー豆は、北海道美幌町(みほろちょう)で焙煎されたもの。これは、店長がコーヒーの本場イタリアに出向いて見つけた、お気に入りの豆と似た味のものだそうです。

そんなコーヒーはコーヒー通の間でも「レベルが高い」と言われるほど評判です。

店内はムードあるインテリアに囲まれ、ゆったりと時間の流れを感じることができるでしょう。個性的なお客さんが目立ちますが、筆者のように落ち着いてコーヒーを飲みたいお客さんも少なくはありません。ホッと一息つける空間です。
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3.小さな古民家を改装「二条小屋」

二条城から歩いてすぐの場所にある「二条小屋」。この店は立ってコーヒーを飲むスタイルのコーヒーショップです。

古めかしい家のような外観は渋くて味わいがあります。路地にこぢんまりと佇んでいるため、しっかりと見ていなければ店があることを見落としてしまいそうなほど。ですが、そんなさりげない存在感もどこかおしゃれです。

オーナーの西来(にしき)さんは家を見た瞬間に一目惚れ。その後、カフェとして改装したそうです。

店内は余計な光は取り入れず、窓から差し込む光だけをほぼ活かしたナチュラルな空間。ドアを開けた瞬間から漂うコーヒーの香りも心地いいです。

メニューはコーヒーとケーキ、サンドイッチのみという潔さもコーヒー好きのファンの心をくすぐります。西来さんがコーヒーを淹れる様子を見ているだけでも心が躍るでしょう。
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4.シドニー発 国内外にファンを持つ「Kurasu Kyoto」

京都生まれのオーナーの大槻さんは、2013年にシドニーに移住。その後、移住先のシドニーで「Kurasu」をオープンしました。

「Kurasu」はシドニーでは当初、コーヒー豆やコーヒーポット、コーヒーカップや抽出器具などのオンライン販売からスタートしたそうです。オンライン販売では日本製のコーヒー器具も販売されていましたが、日本製のものは特に人気を集めていました。

海外で暮らしたことでどれほど日本製品が優れているか改めて気付かされたという大槻さん。その後、拠点を日本に戻し「京都から世界へ、コーヒーカルチャーの発信を。」をテーマにコーヒーショップ「Kurasu Kyoto」をオープンしました。

お店はオーストラリアでは主流のコーヒースタンドタイプを採用。今では「Kurasu Kyoto」のコーヒーを求め日本人はもちろん、海外の人も多く店に訪れます。
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5.香港が本店の人気カフェ「%Arabica 京都東山店」

本店は香港にある「%Arabica(アラビカ)」。オーナーの東海林さんは、まず香港で第1号店を構え、その後京都に出店しました。交通の便が良く行きやすい「京都東山店」のほか、景色のいい「嵐山店」も人気です。

コーヒーマシンはシアトル発のブランド「スレイヤー」、焙煎機は日本のブランド「トルネードキング」を使用。

提供されるコーヒーはオーナーの厳しい基準をクリアした、どれも誇り高き一杯です。京都東山店ではラテアート世界チャンピオンの山口淳一氏の華麗なラテアートを楽しめます。

人気店だけあって、お店の外には長蛇の列ができることもしばしば。本格的でありながら、コーヒーに馴染みのない人でも飲みやすいものもあるので、コーヒーに関心を持ち始めた初心者でも訪れやすいです。
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和菓子がオススメのカフェ5選1.境内にある新感覚カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO」

Picture courtesy of D&DEPARTMENT KYOTO
「D&DEPARTMENT KYOTO」は仏光寺の敷地内にある斬新なお店。地元京都の食材を使用したデザートや和食が楽しめます。

オススメメニューは「あんみつ」(税込880円)。丹波篠山産の黒豆や京都の生麩、季節のフルーツがトッピングされたこだわりの品です。あんみつの上に北海道産のアイスクリームが乗った「クリームあんみつ」(税込1100円)も人気です。

Picture courtesy of D&DEPARTMENT KYOTO
お店は地下鉄鳥丸線「四条駅」から徒歩約8分、阪急京都線「烏丸駅」から徒歩約10分で行きやすく便利。交通量の多い道路に面しているものの、お寺の境内に位置していることもあり、店内はとても静かで心が休まります。

静寂な空間で、日常から解き放たれた気持ちになれるでしょう。
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2.注目メニューは四角いみたらし団子「甘党茶屋梅園 三条寺町店」

Picture courtesy of 甘党茶屋梅園 三条寺町店
「甘党茶屋梅園」は京都市内に6店舗を構える京都の老舗和菓子カフェです。そんな「甘党茶屋梅園」で多くの人から支持を得ている人気メニューはみたらし団子。よくある球型ではなく四角い形の餅が特徴で、甘辛いタレもクセになります。

Picture courtesy of 甘党茶屋梅園 三条寺町店
三条通りと寺町通りの交差点に堂々と佇む「三条寺町店」は、雰囲気のあるレトロな外観です。店内に入る前にカメラを構える人も多く見受けられます。

近くには賑やかな商店街もあり、あわせて訪れてみるのもいいでしょう。

三条寺町店に来たらぜひ味わいたいのが、三条寺町店限定の「花点心」(価格税込950円)。四角いみたらし団子や抹茶のわらびもちなど、計6種の甘味が楽しめます。三条寺町店はテイクアウトも可能です。
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3.こだわりのどらやきに舌鼓「どらやき 亥ノメ(いのめ)」

Picture courtesy of どらやき 亥ノメ
北野天満宮近くに佇む「どらやき 亥ノメ」。地元民から愛され続けている小さなお店です。この店の目玉はなんと言ってもどらやき。ふっくらとした生地とほどよい甘さのあんこの絶妙なバランスがたまりません。

黒糖ラムレーズンや金柑クリームチーズなど変わり種のどらやきもあり、どれにしようか迷う時間も楽しみのひとつです。北野天満宮の参拝帰りのおみやげとしても重宝されています。

Picture courtesy of どらやき 亥ノメ
どらやきはお持ち帰りはもちろん、店内で味わうことも可能です。店内で食べるなら注文を受けてから焼き上げられるので、焼きたて熱々のどらやきが味わえますよ。

店内飲食限定の「どらやきセット」(税込880円)は筆者のオススメ。焼きたてのどらやきにクリームチーズなどがトッピングができ、さらにドリンクもセットになってお得です。
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4.和洋が融合した最中(もなか)が人気「京都祇園あのん 祇園本店」

Picture courtesy of 京都祇園あのん祇園本店
京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約4分の場所に位置する「京都祇園あのん 祇園本店」。京町家をリノベーションした店内は、木を基調にした和モダンの明るい雰囲気です。

Picture courtesy of 京都祇園あのん祇園本店
看板商品は「あんぽーね」(税込660円)。十勝産の小豆を使用した粒あんとマスカルポーネチーズを使用した特製クリームを、自分で最中(もなか)の皮にサンドしていただきます。
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5.小鈴サイズの団子が可愛い「十文堂」

Picture courtesy of 十文堂
「十文堂」は京都市バス「清水道駅」近くにある人気のお店。店内は和の雰囲気が漂い、まさに京都らしさを感じられます。

周辺には五重塔や三年坂、二年坂といった人気観光スポットがあるので、観光ついでに立ち寄ってみても良いでしょう。

Picture courtesy of 十文堂
看板メニューは串に直径12ミリメートルの小鈴サイズの小さな団子が刺さった「鈴なり団子」。見た目も可愛らしく手に取った瞬間、思わず笑顔になってしまいます。鈴なり団子は定番のみたらしのほか、黒ごま醤油や京風白みそなどバラエティに富んだ種類が揃います。

「団楽」(税込750円)を頼めば、みたらし、粒あん、いそべ焼、黒ごま醤油、京風白みその5種類が一度に楽しめお得ですよ。
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6.食べるうちに食感が変わるわらび餅「笹屋昌園CAFE&ATELIER」

Picture courtesy of PR times
大正7年(1918年)創業の京都の老舗和菓子屋「笹屋昌園」が営む「笹屋昌園CAFE&ATELIER」。妙心寺、龍安寺、仁和寺といった有名なお寺から徒歩圏内にあり、お寺巡りの途中ちょっと一息入れたい時に訪れてみるのもアリです。

Picture courtesy of PR times
多くの人を虜にしているこの店の名物は「本わらびもち」。食べ進めるうちに食感が絶妙に変化していく、3分間で食感が変わるわらびもちとして親しまれています。日本最高級の本わらび粉を使用し、熟練の伝統技術によって作られた逸品です。

黒蜜ときな粉とともに味わってください。

Picture courtesy of PR times
抹茶好きなら宇治田原産の最高級抹茶「貴長」を使用した「抹茶わらびもち」をぜひ試して。わらびもちのモチモチとした食感に、ほのかな苦みと抹茶の豊かな香りが堪能できます。

笹屋昌園CAFE&ATELIER
住所:京都市右京区谷口園町2

抹茶スイーツがオススメのカフェ5選1.全国にファンを持つ絶品濃厚抹茶ゼリー「中村藤吉本店」

Picture courtesy of 中村藤吉本店 宇治本店
「中村藤吉本店」は、JR「宇治駅」から徒歩約1分のお茶専門店です。建物は明治時代(1868年〜1912年)に建てられ、今では国の重要文化的景観に指定されています。

Picture courtesy of 中村藤吉本店 宇治本店
店内では厳選された緑茶や抹茶のほかに、抹茶を使ったスイーツも販売。人気は、濃厚な抹茶味のゼリーの上に白玉とあんこが乗った「生茶ゼリイ」(税込990円)です。竹筒に入って提供され、手に取った瞬間心が躍ります。

遠方からはるばる来店する人もいるほど評判の品。高品質なお茶の香りが最後の一口まで心地良く続き、いつまでも味わっていたいと思うほどです。
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2.歴史あるお茶店のカフェ「祇園 北川半兵衛」

「祇園 北川半兵衛」は、150年の歴史を誇るお茶店「北川半兵衛」が2018年にオープンしたカフェ。「北川半兵衛」は自社茶園と自社製茶工場を所有し、厳格な品質管理と手作業にこだわり続けるお茶店です。

祇園に位置する「祇園 北川半兵衛」は、築100年の町家を改装してつくられました。店内は大人の雰囲気が漂うシックな空間で、ソファー席も揃います。

この店の1番人気は、お茶とお茶を使った一口サイズの5種類のスイーツがセットになった「お菓子盛り」(税込2,900円)。お茶は煎茶、焙じ茶などから選べ、それぞれのお茶に合ったスイーツが提供されます。
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3.本格的な抹茶を手軽にテイクアウト「YUGEN」

「YUGEN」は京都の下町「河原町」の路地裏にひっそりと佇む日本茶専門店です。淹れたての日本茶をテイクアウトできるお店で、本格的な抹茶も手軽に楽しめます。

ぜひ飲んでもらいたいのは抹茶ラテ(税込550円)。厳選された抹茶をたっぷり使用し、濃厚でまろやかな味わいを実現しています。

好みに合わせて甘さが調節できるのも嬉しいポイントです。
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4.濃厚な抹茶スイーツの数々「茶寮翠泉(さりょうつじり) 高辻本店」

Picture courtesy of @Press
抹茶スイーツ好きなら一度は訪れたいのがこのお店。「四条駅」から徒歩約5分場所にある「茶寮翠泉 高辻本店」です。賑やかな大通りからは少し離れた比較的静かなエリアで、本格抹茶スイーツが味わえます。

控えめで程よい暗さに保たれている店内の窓からは、贅沢にも庭園が眺められます。季節ごとに違った四季折々の美しさに心が打たれることでしょう。

上質な宇治抹茶や京都産の最高級茶葉を使用したスイーツはどれも抹茶好きの舌を唸らせます。ですが、このお店で食べてもらいたいのはなんと言っても「抹茶ケーキパフェ」。

抹茶クリームやアイスが何層にも重なった美しい見た目はもちろん、豊かなお茶の香りが漂う濃厚な抹茶のアイスクリームもたまりません。

「お濃い抹茶ラテ3Dアート」は出された瞬間に歓声が上がること間違いなし。カップの縁に寄りかかる立体的なクマが可愛らしく、飲むのが勿体無いくらいです。

Picture courtesy of @Press
ほかにもわらびもちや抹茶チーズケーキ、ぜんざいといったスイーツのほか、茶蕎麦などの食事メニューも用意されています。カフェはもちろん、食事での利用にもオススメです。

茶寮翠泉(さりょうつじり) 高辻本店
住所:京都府京都市下京区高辻通東洞院東入稲荷町521 京都高辻ビル1F
公式HP:https://saryo-suisen.com/

5.見た目も華やかな抹茶ラテ「雲ノ茶KUMONOCHA」

Picture courtesy of PR times
「清水三坂店」、「嵐山店」、「四条河原町店」など京都市内に6店舗展開している「雲ノ茶KUMONOCHA」。どの店舗も観光名所に近いので、観光がてら気軽に立ち寄ることができ便利です。

Picture courtesy of PR times
清水寺へ続く三年坂にある清水三年坂店は、2022年3月にリニューアルオープンしました。木の温もり溢れるシンプルで明るい店内で味わう抹茶やスイーツは格別です。

Picture courtesy of PR times
人気は京都の宇治茶の老舗「堀井七茗園(ほりいしちめいえん)」の高級宇治抹茶を使用した「極上宇治抹茶ラテ」。鮮やかな緑色の抹茶ラテの表面に、まるで雲のような濃密なミルクフォームが乗っかり、見た目も華やかで心が躍ります。

抹茶のパウンドケーキなどのデザートのほか、幅広い種類のフレーバーティーが用意されていて、抹茶以外のチョイスも可能。気分によって選んでみてください。

雲ノ茶KUMONOCHA
住所:京都市東山区産寧坂松原上る入清水3-317

まとめ

京都にはたくさんのカフェがありますが、上記の16店はどれもカフェ好きの筆者が厳選したオススメの店ばかりです。どの店もドリンク、デザートのレベルが高いですよ。

ぜひ本記事を参考に京都のカフェ巡りを楽しんでみてください。

© 株式会社MATCHA