県スポーツ推進審議会 2031年開催予定の国スポ 競技会場などの報告

県のスポーツのあり方について考える県スポーツ推進審議会が1日開かれ、2031年に県内で開催予定の国民スポーツ大会について競技会場の方針などが報告されました。

1日は委員や県の職員ら37人が出席しました。国民スポーツ大会では38の競技の会場を令和6年度末までに選定することになっています。

1日の会合で県は現在、陸上競技の会場を奈良市の鴻ノ池陸上競技場で調整中、そのほか決まっていない25の競技についても早期に会場を選定したいと報告しました。

また橿原市にある県立橿原公苑については、今ある2つの体育館を統合して新たなアリーナを設け開会式の会場とする方針を伝えました。これについて審議会の委員を務める橿原市の亀田市長は、施設整備は国民スポーツ大会のためだけではなく、その先の県のスポーツ振興がかかっており「施設のスペックなどしっかりと検討した上で整備をしてほしい」と訴えました。

このほか委員からは「駐車場やアクセスなどの部分がしっかりと備われば価値のある施設が生まれるのではないか」などの意見が出されました。

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