健康経営の普及へ 南都銀行と協会けんぽが協定

従業員の健康への取り組みを進める健康経営の普及を目指し、南都銀行と協会けんぽ奈良支部が連携協定を結びました。

従業員が健康でいきいきと働き続けられることが、企業の健全な経営や永続的な発展につながるとして、さまざまな企業が取り組む健康経営。

県内では、2023年末時点でおよそ2万ある事業所のうち1116社が、協会けんぽが進める健康づくりの事業に取り組んでいます。

提携により、南都銀行は取引先の事業所に健康経営の大切さや取り組みを周知して参加を促し、実践する事業者の増加を目指します。協会けんぽ奈良支部が保険会社以外の金融機関と連携協定を結んだのは初めてです。

南都銀行 取締役常務執行役員 杉浦剛さん

「(健康経営は)結果として生産性向上、ひいては企業価値向上に繋がっていく。そういった取り組みを一層強化することで、地域の発展に貢献してまいりたい」

協会けんぽ奈良支部長 藪内章良さん

「会社と関係を築かれている銀行との提携によって、健康経営に取り組まれる事業所が拡大できたらと考えています」

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