桜の観光スポットで知られる東吉野村の「高見の郷」から橿原市にシダレザクラが贈られました。
1日は橿原市にある新沢千塚古墳群公園にある龍の広場で、シダレザクラの植樹式が行われました。1000本のシダレザクラと山々の絶景が有名な東吉野村の「高見の郷」には、龍神伝説が残っていることから、これまで龍にまつわる場所にシダレザクラを贈ってきました。
贈られた2本のシダレザクラは、それぞれ樹齢40年から50年ほどで、高さは約7メートルあります。
高見の郷の会長・島崎章さんは「私のところには1000本のサクラを植えているので、一部を持ってきただけです。こんなところに植えていただいて光栄です」と話しました。
また、橿原市の亀田市長は「橿原市民の皆様にも身近に楽しんでいただける公園になればいいと思います。お聞きすると今年の春も咲くらしいので、辰年にあやかって龍の広場のサクラがきれいに咲くのを楽しみにしています」と話しました。