自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題で、奈良県選出の参議院議員・佐藤啓さんが１日、自身の団体の収支報告書に３０６万円の記載漏れがあったと発表しました。
それによりますと佐藤さんが代表を務める資金管理団体は、２０２２年までの５年間で所属する安倍派＝清和政策研究会から計３０６万円の寄付を受けたものの収支報告書に記載漏れがあったということです。
佐藤さんは「速やかに収支報告の訂正を行います」とし、「政治不信を招いたことにつき、心からお詫び申し上げます」とコメントを発表しました。
佐藤さんは今回の問題で２０２３年１２月、財務大臣政務官を辞任しています。
