【カープ】春季キャンプスタート 初日から投手陣16人がブルペン入り

広島東洋カープは1日、春季キャンプをスタートしました。宮崎県日南市で始まった1軍キャンプでは、初日から投手陣がブルペン入りしました。

午前8時前。キャンプ地、宮崎県日南市の天福球場へ続々とユニホーム姿の選手が入っていきます。そして、新井監督も。

■新井貴浩監督

「おはようございます」

キャンプ初日の1日は、歓迎セレモニーで地元の保育園児からキャッチフレーズ「しゃ!」にちなんだこんなメッセージが。

■園児

「みんなでしゃ!をすることを楽しみにしています」

エールを受け、新井監督は。

■新井貴浩監督

「このチームには優勝して日本一になる力があると信じています」

「昨年以上に面白い試合をたくさんお見せしたいと思いますのでよろしくお願いします」

朝は日差しのあった日南市内でしたが、昼前からあいにくの雨に。それでも初日から活気づいたのはブルペンです。雨でグラウンドが使えない野手陣が打席に立ち、生きたボールを目で追います。4番候補の新助っ人、シャイナーも積極的に打席へ立ち球筋を見きわめました。

一方、16人が初日にブルペン入りした投手陣には心強い存在がいます。先月、野球殿堂入りを果たした黒田博樹球団アドバイザーです。1軍キャンプ初参加の2年目・斉藤優汰も貪欲に学ぶ姿勢を見せます。

■斉藤優汰

「全体的に良かったがばらつきや球筋にむらがあるのでそこをつめてやっていきたい」

「先輩方もすごい人ばかりなので学べることはしっかり学んで成長していけたら」

大学出身の新人3人も初日からブルペン入りです。ドラフト2位入団のサウスポー・髙太一はベテラン・會澤を相手に32球を投げました。

■髙太一

「たくさん課題や反省ができたのでそれをいかして、なんとか1軍に食らいついていけるようにしたい」

こちらは球数16球と抑えめのブルペンだったプロ11年目の九里。初の開幕投手を目指し、マイペースに調整を続けます。

■九里亜蓮

「先発やっている以上そこ(開幕投手)目指してやらないといけない、高みを目指してやっていきたい」

午後は、屋根付き練習場でバットを振り込んだ野手陣。新井カープ2年目に向け1か月間の激しい競争が始まりました

《2024年2月1日放送》

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