今年も完売続出…スリコの節分グッズ、なぜこんなに人気?

雑貨店「3COINS(スリーコインズ)」(本社:大阪市中央区)の節分グッズが、1月13日より販売スタート。毎年、発売されるや否や売り切れが続出する同グッズについて、企画担当者に人気の秘訣を訊いてみた。

くすみカラーが「スリコ」らしい「赤鬼と青鬼のオブジェ」550円(写真提供:3COINS)

■ 大人サイズも登場、親子で楽しめる64種

165円~1100円というリーズナブルな価格帯ながら、写真映え抜群なコスチュームや置物が毎年注目を集める同社の節分グッズ。毎年、オンラインショップや各店舗で完売商品が続出するほどの人気っぷりだ。

今年は親子で扮装を楽しめる鬼の衣装やウィッグ、ガーランドやお面など、64種が登場。2023年まではキッズアイテムのみの販売だったが、今年からは家族で楽しめるよう、大人が着用できるサイズのアイテムやペット用アイテムなど、バリエーションを増やしての展開となっている。

ペット用鬼のお面(165円)。今年からは家族みんなで楽しめるよう、ペット用商品も(写真提供:3COINS)

販売初日には、事前抽選による節分グッズ売り場への入場規制をおこない、1会計につき各商品・各色2点までの購入個数制限も設けたものの、早々に完売商品が出たとか。

相変わらずの人気っぷりがうかがえる節分グッズシリーズだが、なぜここまで人気なのか。人気の秘訣について尋ねてみると、節分グッズの企画は子育てをしている女性社員が担当しているという。

「担当者が実際に欲しいと感じていたもの、周囲からリクエストがあったものをベースに企画をしているので、3COINSの客層が求めるニーズと合っているのでは」と企画担当。また、「赤鬼や青鬼も、よくある赤・青ではなく、3COINSらしい少しくすんだ色にするなどこだわっております」と、デザイン面での特徴も教えてくれた。

衰えることなく高い人気を誇る同社の節分グッズ。人気のコスチュームアイテムなど完売している商品もあるものの、店舗によっては購入可能な商品もあるため、ひと味違うグッズで節分を迎えたい人は訪れてみては。

取材・文/つちだ四郎

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