スタッド・ランスは1日、日本代表MF伊東純也に関する声明を発表した。
アジアカップ2023に臨んでいた伊東だが、1月31日に『週刊新潮』、『デイリー新潮』が、女性の同意なく性行為に及んだとして刑事告訴されたと報道。これを受け、1日に日本サッカー協会(JFA)は伊東が日本代表から離脱することを発表していた。
JFAは「伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手が本日付でチームを離れることを決定しました」とし、報道については「報道されている事実関係の内容について当事者の主張が異なっていると理解しており、慎重な対応が求められると考えています」としていた。
スタッド・ランスもこの件について声明を発表。伊東に関して報じられている件について、疑いはなかったとし、伊東に寄り添うことを発表している。
「スタッド・ランスは、伊東純也に関して、水曜日(1月31日)に日本のメディアが行った報道と選手が起こした名誉毀損の告訴状に留意している」
「伊東純也が現在も所属しているクラブは、日本人ストライカーの人間的な資質と行動に対し疑問視したことは一度もない」
「メディアのコメントを裏付ける司法調査が行われるまで、スタッド・ランスは報道された出来事がインターナショナル・ブレイク中に行われたこと、大阪当局が行った調査を一方的に裏付けるような情報を持ち合わせてはいない。現段階でも現在に至るまでも、クラブは選手との連帯を示します」
「したがって、スタッド・ランスは疑惑の事実を明らかにする具体的な要素を待っており、関連する法的な進展を最新の注意を払って追跡する予定です」
「しかし、スタッド・ランスはこのような重要なテーマを無視することはできず、活動しない、あるいは沈黙を保つことを望んでいません」
「また、クラブはここ数シーズン、プロフットボールリーグと共同で女性に対するあらゆる形の暴力との戦いへの取り組みを改めて表明し、すでに今シーズンに向けた新たな啓発活動に取り組んでいることを発表しています」
