【連載Vol.10 大きなお尻を小さくする】バレエダンサー竹田純さんの、30秒「ずぼら床バレエ」で、冬についたぜいにくとおさらば!

By 竹田 純(たけだ じゅん)

スカートではわかりづらいけれど、タイトなパンツを履いた途端にドーンと横にはみ出す大きなお尻。憧れの小尻になるためには、お尻の奥の筋肉を鍛えることが欠かせません。そこで今回の床バレエは、脚を真横に上げる動作で広がったお尻を中央に寄せ集めて、キュッと丸い小尻をつくるエクササイズ。春までにタイトなパンツが似合うお尻を作りましょう。

小指から脚を上げるとお尻の深層筋を刺激する

「ヒップメイクにはお尻表面の筋肉より、深層部の筋肉を鍛えることが大切です。そのためには、ただ脚を横に上げるのではなく、小指から上に引っ張られるように、小指からお尻まで脚全体を同時に持ち上げましょう。この意識を持つとお尻の奥の筋肉を刺激できます。また、常に骨盤は平行に保ち、下腹に力を入れておくことも忘れずに!」(竹田さん)

手首は肩の真下に、ひざは腰の真下にくるようによつんばいになる。右脚は腰の真横に伸ばし、首はまっすぐ前へ伸ばす。ひざが痛い場合は、ひざの下にクッションやタオルを敷いて行なって。

骨盤が左右にずれないように、左右平行のポジションを保ったまま、右脚を小指から上に引っぱられるように真横に上げる。脚は無理に高く上げずに、上げられるところまででOK。脚を上げたり、下ろしたりを15秒行ったら反対側も同様に。

ずぼらポイント! ひざを伸ばしたまま脚を上げるのがツラい場合は、ひざを曲げて行ないましょう。上げる高さも無理せずに、低くても大丈夫!

はじめは脚が少ししか上げられなくても、続けていくうちにお尻の筋肉が鍛えられて少しずつ脚を高く上げられるようになります。筋肉は何歳からでも鍛えられるので、垂れ尻、デカ尻が気になる人は、脚の横上げ床バレエを続けて、レギパンの似合うプリッと張りのある小尻を目指しましょう。

撮影/鈴木謙介
ヘア&メイク/金澤美保
取材・文/山本美和

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