【DeNA】優勝目指しキャンプイン 三浦監督「今年はチームプレーを意識」

好天に恵まれスタートした横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ=ユニオンですからスタジアム宜野湾

 プロ野球は1日、宮崎、沖縄両県でオリックス、西武を除く10球団がキャンプインした。昨季セ・リーグ3位で、26年ぶりの優勝を目指す横浜DeNAは沖縄県宜野湾市のユニオンですからスタジアム宜野湾で1軍主体のA班がスタート。天候・安全祈願の後、ランニングやキャッチボール、打撃、走塁練習などで汗を流した。

 投手陣は、新選手会長の大貫や守護神奪回を期す山崎、ローテーション入りを狙う3年目の小園、深沢らがブルペン入り。野手ではドラフト1位の度会(ENEOS)が打撃練習の初球をスタンドに運ぶなど持ち味を発揮した。

 野手陣は初日から走者を置いた打撃練習も実施。ランナーは打球判断を研ぎ澄ませ、一つでも先の塁を狙う姿勢を徹底した。三浦監督は「より実戦に近づけ、集中した中での打球判断が結構大きなポイントになる。今年のキャンプはチームプレーを意識してやっていく」と強調した。

 (晴れ、気温24度、観衆千人)

◆主将・牧(新人にも積極的に声をかけ)

 自分が1年目の時も佐野さんたち先輩が話しかけてくれてリラックスできた。主将だからではないが、声をかけて少しでも不安な気持ちにさせないようにやっていきたい。

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