大声で呼び捨てや食べ物を無理やり口に…「不適切保育」問題の保育園が別法人に事業譲渡へ 浜松市

去年10月、浜松市の認可保育園で保育士が園児に不適切な保育をしていた問題で、該当の保育園が、浜松市内の別の法人に事業譲渡されることがわかりました。

浜松市などによりますと、事業譲渡するのは浜松市中央区の大平台わかくさ保育園で、4月から浜松市内でこども園など4施設を運営する「社会福祉法人はなぞの会」が保育園の運営を引き継ぎます。はなぞの会は、保育園の名前について「つばき保育園」に変更する方針ですが、現在の施設をそのまま引き継いで運営にあたるとしています。

この保育園を巡っては、去年10月、女性保育士が0歳児クラスの園児8人に対し、大声で名前を呼び捨てにする、無理やり食べ物を口に入れるなどの行為をしていたことが確認されいて、浜松市も「心理的虐待に至りかねない不適切保育」と認定。保育園側に職場環境の改善や再発防止策などを求めていました。

© 静岡朝日テレビ