JFAアカデミー福島13年ぶりに故郷へ 静岡県での最後の卒校式に男女23人 静岡・御殿場市 

優れたサッカー選手の教育機関JFAアカデミー福島の卒校式が31日、静岡県御殿場市のホテルで行われました。

東日本大震災の原発事故の影響で「Jヴィレッジ」が活動休止となり、生徒たちは静岡県東部への避難を余儀なくされました。13年ぶりに拠点を福島に戻すことになり、13期生の男子17人・女子6人が静岡県での最後の卒校式に臨みました。

式典では日本サッカー協会の田嶋幸三会長から一人一人に卒校証書が手渡され、生徒たちを受け入れてきた御殿場市や裾野市からもメッセージと記念品が贈られました。

長尾ジョシュア文典さん:「プロサッカー選手になって、キャンプでここに来た時には、何かの形でご縁があったことを示せたらと思います」

金成瑠那さん:「苦しいこともあったが、最後6年目終わってみて、全部表すなら『本当に楽しかった』と言えます」

JFAアカデミー福島は、4月から本格的に福島での活動を再開させます。

© 静岡朝日テレビ