天下人にあやかり? 勝利を導く縁起物「朝比奈ちまき」を受験生に 静岡・藤枝市 

受験生を応援しようと、静岡県藤枝市の中学校で、勝利を導く縁起物として徳川家康に献上された「朝比奈ちまき」が配られました。

ちまきを贈呈したのは、「朝比奈ちまき保存会」のメンバーで、はじめに紙芝居で朝比奈ちまきの由来を紹介しました。朝比奈ちまきは、椿の木を燃やし、その灰汁を使ったちまきで日持ちと腹持ちがよく、江戸時代には献上品として全国に知られたと伝わります。配られたちまきは、地元の小学生が育てたもち米を使い、保存会が仕上げたものです。

生徒たちはちまきを食べたあと、絵馬に思い思いの言葉を書いて、受験に挑む決意を固めていました。

生徒:「もちもちしていておいしかったです」

Q.合格できそうですか
A.「頑張りたいと思います」

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