季節外れのぽかぽか陽気の中 河津桜まつり始まる 観光客が集まる中「あの問題」も…

静岡県内各地で季節外れの暖かさとなった1日「河津桜まつり」が開幕し、一足早い春の訪れを告げました。

観光交流館 午前9時ごろ
「テープカット」

1日開幕した「河津桜まつり」

白鳥衛記者:
「きょうから河津桜まつりが始まりました。初日から天気にも恵まれ、気温はかなり暖かく過ごしやすい気候となっています。そして、こちらの川沿いは5kmにわたって桜並木が続いています。まつりは始まったばかりですが、すでにピンクの花がきれいに咲いています。」

一足早く、春の訪れを知らせる河津桜。。

この冬は例年と比べて、気温が高く暖冬傾向だったためか、今年は開花が5日~1週間ほど早くなる見込みです。

河津町 岸重宏町長 (午前10時ごろ)
「今年はコロナも第5類に移行をしてさらにこれまでの、コロナ前のような賑わいのある祭りにしたいと思っている。実行委員会としては70万人以上の方が、来てくれるような、そんなお祭りとして、再始動に向けて賑わいのあるお祭りを目指していきたいと思っている。」

河津川沿いには、4kmにわたり、およそ850本の河津桜が植えられていて、毎年多くの観光客が訪れています。

実行委員会によりますと、現在は1分咲きで、見頃は今月中旬ごろとなる見込みです。

季節外れのポカポカ陽気。

観光客も開幕を待ちわびていたようです。

Q:毎年、来る?

花見客 神奈川県民:
「毎年ではないけど、何回か来ている。きれいですから、河津桜は」

Q:桜はどう?

「ちょっとまだ花は少ないけど、きれい。天気もいいし」

多くの観光客が、河津桜を楽しんでいるいっぽうで、
まつりをめぐっては今、“ある問題”が浮上・・・・。

静岡・河津町 岸重宏町長(1月29日):
「河津桜祭りの実行委員会の消費税問題においては、町民をはじめ関係者に多大なご心配とご迷惑をお掛けした事を、心よりおわび申し上げます。今後は実行委員会と適切な処理をはかっていきたいと思っております。誠に申し訳ありませんでした」

開幕直前に浮上した消費税未納の疑い。

駐車場料金などの収入が、消費税の課税対象にあたることが指摘されていて、河津町は、1月から税務署と納税義務について、協議を進めています。

河津桜の開花同様、この問題も早く解決に向かうのでしょうか!?

河津桜まつりは、2月29日まで開かれ、午後6時からはライトアップも行われます。

© 静岡朝日テレビ