ゴエミヨ・ジャパンにも掲載!『淡海料理Tovin』でスタートした土日のみの限定10食ランチ / 大津市浜大津


こんにちは、ロモアライターのSariです!

この日、京阪びわ湖浜大津駅からすぐの旧大津公会堂地下1階にある「淡海(タンカイ)料理Tovin(トヴィン)」さんへ行ってきました!

「淡海料理Tovin」さんは、滋賀県産の地鶏、琵琶湖の魚、地場野菜を使ったコース料理がメインのお店。

ミシュランと並ぶフランス発のレストランガイドブック「ゴエミヨ・ジャパン」の2023年版に掲載された名店でもあります。

ちょうど2週間ほど前から、土日のみの限定10食ランチを始められたということで、今回はそちらをご紹介してきます。

お店がある場所

お店があるのは、大津市浜大津。京阪びわ湖浜大津駅から徒歩2分ほどのところにある「旧大津公会堂」の地下1階にあります。

駐車場は旧大津公会堂の4店舗のテナント共有で、建物横に6台用意されています。

淡海料理とは

店主の大西さんは、ホテルなどで勤務されたのち、甲賀市で鶏料理メインの居酒屋を営んでおられました。ただ年齢と共に夜遅くまでの営業に負担を感じ、2020年7月にこちらの場所でお店をオープンされました。

前店の時からの繋がりで堅田にある『かしわの川中』さんの淡海地鶏をメインに扱うことから「淡海料理」と銘打っておられるとのことです。他にも琵琶湖の魚や滋賀の野菜を使い、完全予約制のコース料理を提供されています。

食べてみました

こちらが「近江らんち(2700円)」。土日のみの提供で、10食限定です。

サラダは、滋賀の新鮮な野菜を使用。

濃い緑の野菜はケール。オーブンでカリカリに焼いたもので、スナックみたいで食感が楽しい。

ドレッシングは鮒寿司を作るときに出来る「いい」を使ったもの。発酵した味わいがチーズに似ていて、芳醇な味わいです。

こちらの魚はブラックバスのマリネ。近頃はブラックバスを美味しく料理するお店さんが増えてきました。全く臭みなく、甘味のある淡泊な白身魚のような味わいで美味でした。

こちらはTORIあわせと名付けられたワンプレートおかず。

右上から時計回りに

淡海地鶏の伊達巻き
葱味噌田楽
氷魚の釜揚げ
琵琶マスのこけら寿司
ホンモロコの甘露煮
琵琶マスの昆布巻き
ブラックバスのテリーヌ
Tovinのえび豆
ニジマススモークの棒寿司
近江鴨スモーク
ささみの昆布締め

と盛り沢山!どれから食べようか、迷ってしまいます。

こちらの琵琶マスのこけら寿司、初めて食べたかもしれません。湖北に伝わる伝統料理のなれ寿司だそうで、鮒寿司より早く1ヶ月半くらいで出来上がるそうです。お酒に合いそうな味わいが良かったです。

氷魚の釜揚げも嬉しい!なかなか食べられない貴重な氷魚、堪能しました。

そしてこのプレートの中で私のイチオシだったのが、これ!ささみの昆布締めです。レアなささみがマグロの刺身にも似た味わいで、ねっとりした食感と甘味、昆布の旨味が合わさって絶品でした。

淡海地鶏のワンタンスープも付いてきました。鶏のだしと、鰹や昆布の和風だしでできていて、そばつゆっぽいですが、また独特の味わいで美味しかったです。 大きなワンタンが入っていて食べ応えもありました。

さいごに

カウンターの一角にある大きな瓶。「一斗瓶」といって、お店の名前の由来にもなっているそうです。また「淡海料理とvin(ワイン)」という意味も込められているとか。「Tovin」は店主の大西さんが作った造語で、色々な想いが込められているようでした。

こちらが予約制のコース料理の一例。今回いただいたTORIあわせに、さらに料理が加えられてグレードアップする感じです。

さらに月・火・木・金曜に数量限定で、ラーメンもあるそうです。地鶏の鶏ガラベースでシジミのダシなども合わさったスープは想像するだけで美味しそうです。

滋賀の食材をふんだんに使い、滋賀の恵みを堪能できる「淡海料理Tovin」さん。 グルメガイドブック「ゴエミヨ・ジャパン」にも載った実力店です。 完全予約制でゆったりとコース料理を楽しむのも良いですし、今回私がいただいた土日限定の「近江らんち」もおすすめ。ぜひみなさんも足を運んでみてくださいねー!

店舗情報

[店名]淡海料理Tovin
[住所]滋賀県大津市浜大津1丁目4-1 旧大津公会堂地下1階
[電話番号]077-572--6356
[営業時間](ランチ)12:00-14:30 ※土日のみ(ディナー)18:00-22:00
[定休日]水曜日・不定休
[駐車場]あり(テナント共有6台)
[支払い方法]現金・カード・電子マネー
[お店のHP・SNS]ホームページInstagram

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