トヨタ系中堅部品7社23年4~12月期 全社が増収増益 生産回復や円安 国内・北米が好調

愛三工業は通期業績予想を据え置いた

 トヨタ系中堅部品メーカー7社が1日発表した、2023年4~12月期決算は、完成車メーカーの生産回復に加え、円安も寄与したことで、全社が増収で純損益も増益(黒字化含む)となった。24年3月期通期も、全社が増収で純損益も増益を見込む。ただ、足元では、中国でのEV(電気自動車)シフトや、ダイハツ工業の出荷停止の影響もあり、各社が慎重な姿勢を見せている。

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