デートしながら投票所へ 学生らがリーフレット作成 散策コース紹介 前橋市長選

 若い世代に選挙に関心を持ってもらおうと、群馬県内の大学生やコピーライターが前橋市長選(4日投開票)に合わせて、リーフレット「TOHYO DATE(トーヒョー・デート)」を作った=写真。若者がデートをしながら投票所に行く設定で、同市内の散策コースを紹介している。リーフレットは掲載した店舗に置くほか、ネット上でも公開する予定。

 A4判4ページで、500部作った。大学生や高校生のカップルが飲食店やアーツ前橋などを巡りながら、期日前投票をするコースを紹介。投票所でもらえる来場証明書や来場記念カードを持っていくと、サービスが受けられる「投票割協力店舗」をまとめたQRコードも載せた。

 前橋市のコピーライター、竹内ヤクトさん(34)が2017年に初めて発行したが、第4弾の今回は群馬大や県立女子大の学生が主体となった。同世代に政治や選挙を身近に感じてほしいと、制作に関わった県立女子大1年の大矢咲空さん(19)は「リーフレットが気軽に投票所へ足を運ぶきっかけになったらうれしい」と話した。

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