ホセルのドブレーテで6連勝のマドリーが首位浮上、次節アトレティコとのダービーに弾み【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーは1日、ラ・リーガ第20節延期分でヘタフェとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。

スーペル・コパ参戦により延期となっていた一戦。

5日前のラス・パルマス戦を2-1で逆転勝利として5連勝とした2位マドリー(勝ち点54)は、勝利すれば首位浮上となる中、ラス・パルマス戦のスタメンから7選手を変更。3日後にアトレティコ・マドリーとのダービーを控える中、ベリンガムやバルベルデ、モドリッチが先発に戻った一方、ロドリゴやカマヴィンガ、クロースがベンチスタートとなった。

10位ヘタフェ(勝ち点29)に対し、3トップにホセル、ヴィニシウス、バルベルデと並べる[4-3-3]で臨んだマドリーは12分に決定機。ナチョのロングフィードを受けたヴィニシウスがボックス左に侵入。GKと一対一となったが、シュートはソリアに止められた。

それでも2分後に押し切る。L・バスケスが右サイドからクロスを上げると、ホセルがヘディングで押し込んだ。先制後もマドリーが試合をコントロールすると、39分にもL・バスケスの右クロスからホセルがGK強襲のシュートを浴びせた。

1点をリードして迎えた後半、負傷したリュディガーに代えてカマヴィンガを投入したマドリーはチュアメニをセンターバックで起用。

前がかるヘタフェを受け止めると56分にリードを広げる。遅攻の流れからヴィニシウスのパスを受けたホセルがシュートを決め切った。

さらに63分にはヴィニシウスに大決定機が訪れるもホセルのラストパスを受けて余裕を持って放ったシュートはGKソリアの好守に阻まれた。続く69分にもヴィニシウスが独走してフィニッシュに持ち込んだが、ここもソリアに阻止される。

すると73分にはピンチ。しかしマジョラルの決定的なシュートはGKルニンが微かに触ってポストに直撃し助かった。

終盤にかけてはヘタフェの攻撃を受け止めたマドリーが2-0でシャットアウト勝利。6連勝として首位に浮上し、マドリード・ダービーに弾みを付けている。

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