ダニー・マスターソン、チャールズ・マンソンが収容されていた刑務所に移送

ダニー・マスターソン(47)が、かつてカルト指導者のチャールズ・マンソンが収容されていた最高警備レベルの刑務所に移された。

20年前に二人の女性への強姦で有罪となり、昨年9月に禁固30年の判決を受けた俳優でDJのダニーは、1月29日(月)にノースカーン州立刑務所からカリフォルニア州立コーコラン刑務所に移送された。

情報筋がデッドラインに話したところによると、ダニーは自分の身を守るためにも、男性専用刑務所の最高セキュリティレベルのユニットに収容されているという。

ダニーのオンラインファイルには、トラブルを起こさないことを条件に、2042年まで仮釈放を求めることができないとあり、「仮釈放可能日は、裁判所の命令、法律の変更、定期的な監査など、その他のさまざまな理由に基づいて変更されることもある」と書かれている。

ジョン・F・ケネディ元大統領を殺害したサーハン・サーハンも収容されていたコーコラン刑務所は、現在3700人の収容能力を超えており、そのうち42人が死刑囚となっている。また、「他の囚人からの特別な保護」を必要とする47人の男性を収容する保護収容ユニットもある。

先日には「逃亡するあらゆる動機がある」との懸念から控訴中の保釈を拒否されたダニー、ロサンゼルス高等裁判所のシャーレーン・F・オルメド判事はこう語っていた。「控訴審で被告(ダニー)の有罪判決と罰則が支持されれば、被告は数十年、おそらく生涯にわたって拘留される可能性が高いでしょう」「被告には故郷で待っている妻がいないという事実を考慮すると、現在、逃亡するあらゆる動機があり、控訴が却下された場合、州刑務所に戻って残りの長い刑期を務める理由はほとんどない」

ダニーが強姦罪の有罪判決を不服として控訴したことにより、保釈却下の決定が下された。

先月、ダニーの弁護団は「被告は、控訴審で保釈許可を当裁判所に要求し、家族を経済的に、または家庭の親として支えるため、自宅軟禁および/または保護観察局が管理する電子監視プログラムへの参加を含めた裁判所が定める関連条件を遵守することに同意する」と語り、ダニーには今「危険性」がなく、逃亡の恐れはないとし、「陪審員に提出されなかった広範な免責証拠」を持っていると主張していた。

© BANG Media International