ペット・ショップ・ボーイズが、次作アルバム『ナンザレス』からの先行シングル『ロンリネス』を公開した。ニール・テナントとクリス・ロウからなる同デュオは、ジェームス・フォードがプロデュースを手掛け再びオーケストラを起用した、2020年の『ホットスポット』以来となる新アルバムを4月26日にリリースする。
31日（水）、BBCラジオ2の番組『ザ・ゾーイ・ボール・ブレックファスト・ショー』でニューシングルを初披露したニールはこう語っている。「この曲、そして他の曲の多くはロックダウン中に書いたんだ。僕たちはたくさん曲を書いた。そして、実際全ての曲にオーケストラが参加しているんだけど、オーケストラアルバムとは違う。とてもメロディックな感じのものなんだ。過去3枚のアルバムはエレクトロニックなものばかりだったけど、今回はオーケストラを使ったものに戻った。でも、もちろんエレクトロニックも含まれているよ」
CD2枚とアナログ盤2枚のデラックスエディションを購入すると、新しくレコーディングされた『ハート』『ビーイング・ボーリング』『オールウェイズ・オン・マイ・マインド』『イッツ・ア・シン』からなるボーナス4トラックEP『ファーザーモア』を聴くことができる。
そんな2人は、7月23日から27日までロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで5夜にわたる公演を行うことも発表、ニールはそれについてこう語っている。「ロイヤル・オペラ・ハウスは芸術にとってとても重要な場所なのに、多くの人が足を踏み入れることがないと思う。だから、全く違ったオーディエンスでやりたかったというのが僕たち、そして彼らにとっての理由の一つなんだ。スモークサーモンサンドイッチを食べてシャンパンを飲み、赤いベルベットの席に座る。でも、プッチーニとかじゃなくて、エレクトロニックミュージックを聴いて盛り上がるのさ」
