1日午後6時半ごろ、島根県出雲市斐川町の市道で普通乗用車が横断歩道を渡っていた女性をはねる事故があり、乗用車を運転していた会社役員の男が出雲警察署に現行犯逮捕されました。
出雲警察署によりますと、1日午後6時32分ごろ、出雲市斐川町直江の市道を松江方面から大田方面に走行中の普通乗用車が、横断歩道を歩いて渡っていた中国籍の会社員の女性(33)をはねる事故がありました。
女性は頭を強く打ち重傷で、搬送時は意識がなかったとの情報もあるということです。
車を運転していたのは出雲市斐川町の会社役員の男(79)で、1日午後7時23分、過失運転傷害の容疑で現行犯逮捕されました。
男は「歩行者にけがをさせたことに間違いはありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、現場は見通しのよい片側1車線の直線道路で、信号機はありませんでした。また、付近に街灯はなく、事故当時辺りは暗かったということです。
現場となった市道では、去年12月28日、高齢女性が乗用車にはねられる死亡事故も発生しています。
警察が詳しい事故の原因などを調べています。