製造業の魅力PR、高校生が「ものづくり」体験 『バーチャル』溶接に挑戦 福島

高校生に製造業への関心を持ってもらおうと、福島県の県立テクノアカデミー会津で体験授業が行われました。

この体験授業は普段、ものづくりの技術に接する機会の少ない普通科などの高校生に、製造業の魅力を知ってもらおうと開かれたもので、会津農林高校の2年生が参加しました。

こちらは、水道などの配管設備を製作する体験です。火力の強いバーナーで配管をあたため、型に合わせて曲げていきます。高校生は初めての体験に真剣に取り組んでいました。

テクノアカデミー会津の特色でもある観光プロデュース学科では、県産の農産物や伝統工芸品を使って6次化商品を開発する体験をしました。農業の知識がある会津農林高校の生徒たちは、テクノアカデミーの在校生からアドバイスをもらって熱心に意見交換していました。

農業用エンジン部品を組み立てる体験では、テクノアカデミーの在校生が手順をていねいに指導して高校生が慎重にエンジンを組み立てていました。

テクノアカデミー郡山の知能情報デザイン学科の体験では、高校生は楽しみながらロボット制御の体験をしました。

こちらはAR溶接訓練システムを利用した金属溶接の体験です。専用のヘルメットをかぶり安全に金属溶接の疑似体験をすることができます。

高校生は、バーチャル体験にすぐに慣れものづくりの楽しさを学んでいました。

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