2058年月墜落危機 2075年木星引力危機 太陽系崩壊の危機に人類はどうする 「流転の地球」特報

2024年3月22日より劇場公開される、ヒューゴー賞受賞SF小説「三体」のリウ・ツーシンによる短編小説を映画化した「流転の地球 -太陽系脱出計画-」の、特報映像が公開された。

特報映像では、100年後に老化した太陽が膨張し、300年後には太陽系が消滅するという天文家による世界的危機の予想が次々と映し出される。2044年には地上と宇宙ステーションを結ぶ宇宙エレベーターの崩壊、2058年には月に異変が起き始め地球に墜落する危機、2075年には引力により地球と木星が衝突するという危機、そして2078年には太陽のヘリウム同士が融合する核融合が起こる太陽ヘリウムフラッシュ危機が発生し、人類が1万基のロケットエンジンを使って太陽系から離脱しようとすることが描かれている。

「流転の地球 -太陽系脱出計画-」は、そう遠くない未来に起こりえる太陽系消滅に備え、1万基に及ぶロケットエンジンを使って、地球を太陽系から離脱させる地球連合政府による巨大プロジェクト「移山計画」を描いた作品。人類存亡の危機を目前に、各国の思惑や、内紛、争いが相次ぐ中、自らの危険を顧みず立ち向かった人々がいた。亡き妻への思いを胸に、宇宙へと旅立つ飛行士・リウ。禁断のデジタル技術によって、事故死した娘をよみがえらせようとする量子科学研究者・トゥー。そして、大きな決断を迫られる連合政府の中国代表・ジョウ(リー・シュエチェン)。多くの犠牲を払いながら、地球と人類の存亡、そして希望を懸けた最終作戦が始まる。

ウー・ジン、アンディ・ラウ、リー・シュエチェンらが出演し、3.2億元(約65億円)の製作費で作られたSFエンタテインメント超大作である本作は、中国本土で初登場第一位となり、興収40億2900万元(約815億円)を突破。第96回アカデミー賞の国際長編映画賞中国代表作品選出された。

【作品情報】
流転の地球 -太陽系脱出計画-
2024年3月22日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:ツイン
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