日本時間２月２日、MLB公式サイトでヤンキースを担当するブライアン・ホーク記者は、今季のヤンキースの開幕ロースター26人を予想する特集記事を公開した。レギュラーシーズン開幕まで、まだ８週間もの時間が残されており、さらなる戦力補強が行われる可能性もあるが、すでにフアン・ソト、マーカス・ストローマンらを獲得し、大規模な補強は完了したとみられる。2009年以来15年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すシーズンの開幕をどんなメンバーで迎えることになるのだろうか。
今オフのヤンキースは先発投手と外野手が補強ポイントとなっていた。外野手に関しては「左打者を２人獲得したい」との目標を掲げ、レッドソックスとのトレードでアレックス・バーデューゴ、パドレスとのトレードではソトとトレント・グリシャムを獲得。ゴールドグラブ賞２度のグリシャムがベンチに控える豪華な布陣となった。一方、先発投手に関してはターゲットとしていた山本由伸の獲得に失敗。ブレイク・スネルやジョーダン・モンゴメリーの獲得の噂もあったが、ストローマンとの２年契約に落ち着いた。
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、現時点で「２番ソト、３番アーロン・ジャッジ」という打順の構想を持っていることを明かしている。また、主砲ジャッジを多くの試合で中堅手として起用し、ソトとバーデューゴを両翼に置く予定だ。さらに、ブライアン・キャッシュマンＧＭは元首位打者のＤＪ・ラメイヒューを正三塁手として起用する方針を明らかにしている。なお、有望株ジェイソン・ドミンゲスは昨年９月にトミー・ジョン手術を受けており、夏頃の戦列復帰が見込まれている。
ホーク記者が予想した開幕ロースター26人は以下の通り。
先発（５人）
ゲリット・コール
カルロス・ロドン
マーカス・ストローマン
ネスター・コルテス
クラーク・シュミット
救援（８人）
クレイ・ホームズ（抑え）
スコット・エフロス
ビクター・ゴンザレス
イアン・ハミルトン
トミー・ケインリー
ジョナサン・ロアイシガ
ロン・マリナチオ
ルーク・ウィーバー
捕手（２人）
ホセ・トレビーノ
オースティン・ウェルズ
内野手（５人）
ＤＪ・ラメイヒュー
オスワルド・ペラザ
アンソニー・リゾ
グレイバー・トーレス
アンソニー・ボルピー
外野手（５人）
オスワルド・カブレラ
トレント・グリシャム
アーロン・ジャッジ
フアン・ソト
アレックス・バーデューゴ
指名打者（１人）
ジャンカルロ・スタントン
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