MLBネットワークの救援投手トップ10 1位はデビン・ウィリアムス

MLBネットワークでは毎年、各ポジションのトップ10を選出している。個人スタッツだけでなく、攻撃面や守備面の様々な指標、リサーチチームの分析なども考慮したうえでランキングを作成。日本時間2月2日には救援投手部門のトップ10が発表され、ブリュワーズの守護神として活躍するデビン・ウィリアムスが昨年から2ランクアップで1位に選ばれた。パドレスからFAとなり、5年9500万ドルの大型契約でアストロズへ移籍したジョシュ・ヘイダーがトップ10から漏れるという、意外なランキングとなっている。

MLBネットワークが発表した救援投手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 デビン・ウィリアムス(3)
2 ライアン・ヘルズリー(10)
3 ピート・フェアバンクス(圏外)
4 エバン・フィリップス(4)
5 ヨアン・デュラン(5)
6 エドウィン・ディアス(1)
7 ブライアン・アブレイユ(圏外)
8 デービッド・ベッドナー(圏外)
9 クリス・マーティン(圏外)
10 ホセ・アルバラード(圏外)

MLBネットワークが発表する各ポジションのトップ10のなかで、最も予想が難しい部門の1つが救援投手であり、今年もトップ10の半数にあたる5人が昨年のトップ10圏外からのランクアップとなった。昨年のトップ10のうち、今年のランキングから漏れたのは、エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)、ライアン・プレスリー(アストロズ)、アンドレス・ムニョス(マリナーズ)、リアム・ヘンドリックス(現在FA)、ジェイソン・アダム(レイズ)の5人である。

ウィリアムスはフルシーズンのクローザー1年目となった昨季、61試合に登板して58回2/3を投げ、8勝3敗36セーブ、防御率1.53、87奪三振、被打率.129という素晴らしい成績をマーク。昨年まで3年連続で3位だったが、ついに1位に上り詰めた。

昨年1位だったディアスは故障で昨季を全休し、6位にランクダウン。ヘルズリーが昨年の10位から大幅に順位を上げ、フィリップスは4位、デュランは5位をキープした。フェアバンクスは昨季の活躍が評価され、トップ10圏外から一気に3位にランクイン。このほか、アブレイユ、ベッドナー、マーティン、アルバラードがトップ10圏外から7~10位にランクインした。

なお、救援投手部門のトップ10が発表され、全部門の発表が終了。指名打者部門は対象外のため、大谷翔平(ドジャース)はどの部門のトップ10にも含まれていない。

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