中国の南極新基地、2月上旬に駐機場が完成へ―中国メディア

建設中の中国5カ所目の南極科学観測基地であるロス海新基地の駐機場が1月31日、正式に着工した。

建設中の中国5カ所目の南極科学観測基地であるロス海新基地の駐機場が1月31日、正式に着工した。現在、ロス海新基地の主要棟、後方支援センター、駐機場の建設作業が同時進行中で、計画では2月上旬に建設任務が完了する予定だ。

南極の独特な地理的環境のため、ヘリコプターの需要が非常に大きい。貨物輸送でも人員輸送でもヘリコプターが不可欠なため、駐機場はすべての科学研究基地に必須なインフラだ。

建設中の駐機場の面積は1100平方メートルを超え、同時に2機の駐機の需要を満たせる。中国第40次南極科学観測隊の新基地建設者によると、駐機場は中国国内で加工・生産し現場で組み立てる方法を採用。現場のごみを減らせるだけでなく、施工ペースも大幅に高めることが可能だ。計画では3~5日で駐機場の建設が完了する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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