岩手県内観光、AIお供に JR東日本がウェブサービス実証実験

「もりおかめくり」のイメージ画像(NTTコムウェア提供)

 JR東日本は1日、人工知能(AI)を活用した観光ナビ「もりおかめくり」の実証実験を始めた。利用者の年代や性別、閲覧履歴などを解析し、好みに応じたお薦めスポットを紹介するウェブサービス。岩手県が重点販売地域(1~3月)となっているのに合わせ、誘客やリピーターにつなげる。

 「もりおかめくり」はNTTコムウェア(東京都)が開発した。盛岡市を中心に県南、県北、沿岸部の観光地などを網羅し▽グルメ▽観(み)る・遊ぶ▽ショッピング▽ステイ▽自然▽歴史・文化-など項目別に検索できる。

 目的地までのルートを検索できるマップ機能に加え、旅行プランも作成できる。交流サイト(SNS)で人気の写真家やヘラルボニー社員の矢野智美さんによる旅行記もある。

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