レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
先月27日のラ・リーガ第22節ラス・パルマス戦を逆転勝利で終え、リーグ戦5連勝中のマドリー。続いて今月1日に第20節延期分のヘタフェ戦に臨むと、スペイン代表FWホセルの2ゴールで2-0の勝利を収め、リーグ首位に浮上した。
試合後、アンチェロッティ監督は「我々は素晴らしかったし、とても幸せだ」とコメント。なかでもMFオーレリアン・チュアメニとMFエドゥアルド・カマヴィンガのフランス代表コンビの働きぶりを称賛した。
「ヘタフェはたくさんのクロスをあげた。前半はチョアメニ選手が空中戦で助けてくれた。後半はカマヴィンガも仕事をしたし、システムを少し変えてサイドを支配した。ブロックを低くして試合を優位に進めたことで、トランジションの部分でより良いプレーができるようになった」
リーグ戦の連勝を「6」に伸ばしたマドリーは、4日の第23節でアトレティコ・マドリー、10日の第24節でジローナと対戦。マドリード・ダービーや首位を争う相手との天王山とビッグマッチが続く中、アンチェロッティ監督はこの連戦への意気込みも語っている。
「次の2試合に勝てれば、順位表における勝ち点がさらに6ポイント増える。それは良いことだろう。だが、シーズンは長い。今日のチームは最初の1分から最後まで燃えていた。これからダービーに向けて準備を進めていく」
また、選手個々人のパフォーマンスにも言及。勝利の立役者となったホセルやフル出場したクロアチア代表MFルカ・モドリッチを高評価した。
「ホセルはここにとどまるために必要なことを全てやっている。目を見張るような活躍だ。これほどのクオリティを持つストライカーがいるのは幸せなことだ。彼はいつだって試合開始時から準備ができているし、出場すれば常にチームを助けてくれる。とても謙虚な人物で、我々は彼にとても満足している」
「私は彼(モドリッチ)をよく見ているし、彼のプレーは完璧だった。彼は最もうまくポゼッションをコントロールしていた。ピッチ上はエネルギーに溢れていたが、彼はテンポをコントロールし、完璧な試合をした」
