DXTEEN谷口太一&田中笑太郎が尊敬!JO1川西拓実は「マジかっこいいっす」「刺激受けます」追う先輩の背中

6人組グローバルボーイズグループ「DXTEEN」の3rdシングル「Snowin'」が「オリコンデイリーシングルランキング」(1月30日付)でデビュー以来初となるリリース日当日の1位を獲得した。2023年5月にデビューし約9カ月。青春心を失わず、努力と挑戦を重ねる6人の現在地は―。リーダーの谷口太一(21)と最年少・田中笑太郎(18)に進化や悔しさを感じた瞬間、背中を追う憧れの先輩の存在を聞いた。

◇ 写真を見る(全17枚) ◇

―昨年5月にデビューしてから約9カ月、心境の変化は。

谷口:デビューした頃はこれからの活動がワクワクで、今もその気持ちは変わっていない。たくさんのイベントに出演させていただいて、経験するたびに学ぶものもたくさんあります。これからのイベントに向けての準備もありますし、単独コンサート(※1)が最近決まったので、ひとつひとつのイベントに対するワクワクは変わらず今でもありますね。

田中:どんどん経験を積んで、成長を常にぐーっとしている感じもして、今年は1年通してもっともっと成長して、たくさんの人に知ってもらいたいなと思います。

―進化を感じた瞬間。

谷口:個人的には、CDTVのライブフェス(※2)に出演させてもらった時に「よし、やってやった」っていう達成感があって。振り返ってみると、それに向けて準備する期間が結構あって「もっとこうしたらいいんじゃないか」っていうのが何回もあった。MCも観客の皆さんとウェーブしてみたり、ちょっとしたことでも初めて入れられるようになって。

田中:今聞いてみて、そうだなって。達成感もめちゃめちゃあって…なんでだろう。すごい頑張って準備してきたからっていうのもあると思いますし、そこで出たみんなのエネルギーがすごい良かったのかなって思います。

ポーズを決めるDXTEEN・谷口太一(左)と田中笑太郎

―悔しさを覚えた瞬間。

田中:最初の頃…MCがガチガチでうまく回らないというか、台本をすらーって読んでるだけ感がすごいあって、そこがDXTEENとしての課題だった。悔しいなっていう気持ちがあったからこそ、MCにもっと力をいれようってなった。BoyAgeのイベント(※3)で初めて笑いをいれてみようって、ダチョウ倶楽部さんの足をドンってやったらみんなが飛ぶくだりを、お客さんを巻き込んでやってみたら乗ってくれて。

谷口:思った以上にお客さんの反応も良くて。他のアーティストさんともご一緒したイベントだったので、僕たちのファンだけじゃない空間でそれができたのが大きかったですね。

―DXTEENのファンだけではない空間でのパフォーマンスの難しさ。

谷口:パフォーマンスでもそうですけど、「僕たちはこういうグループだよ」っていうのをMCで出していきたいと思っていたので、みんなが楽しめるMCっていうのは心がけていますね。出演していくにつれて、もっと細かいことを追求し始めたって感じですね。ただ、やっぱり僕たちのファンの方だけがいる空間が僕たちのホーム。そういう中でしか試せないこともたくさんあると思うので、そこで試し試しやりながら、ほかに出演したときにうまく使っていましたね。

―どういうことを試している?

谷口:もっと自己紹介にこだわって一人一人のキャラクターが見えるようにしようっていう。自己紹介で“この人はこうだよ”っていうのをしっかり覚えてもらいたい、そこで残せるキャラクターもあると思うんで。遊び心じゃないですけど、ちょっとクスってなるような自己紹介をしているメンバーもいたりとか。

―自己紹介が印象的なメンバーは?

谷口:声出しをしてくれるのは(大久保)波留。お客さんも一緒に声出せるような自己紹介をしている。面白いのを入れてくれるのは(福田)歩汰かな。

田中:よく分からんことを言ってる(笑)

谷口:歩汰の気分ではあるんですけど、それでクスッとはなってますね。

田中:本番前とかに「歩汰くん、自己紹介どうするん?」みたいに言ったら「やばい、全然考えてないわ。もうネタないよ~」みたいな(笑)。いざ出てみたら、いつも全然ちがう感じのネタを持ってきたりするんで、さすがだなぁと。

ポーズを決めるDXTEEN・谷口太一(左)と田中笑太郎

―努力と挑戦を重ねる背景に、同じ事務所の先輩であるJO1、INIの存在。

谷口:JO1先輩、INI先輩は一番身近っていうのもあって影響を与えてくれる存在。

田中:僕もJO1さん、INIさんがすごく好きで。JO1さんのコンサートを京セラドーム大阪に見に行ったんですけど圧巻で。

谷口:皆さん、リスペクトしているんですけど、なかでもJO1先輩では川西拓実くんはパフォーマンス面でリスペクトしてますね。拓実くんにも直接伝えているんですけど「マジかっこいいっす」って。一緒に写真撮ってもらう時とか、ちょっとした話の流れで言ってますね、恥ずかしいけど。(川西からは)「ありがとう」みたいな感じで返してくれるんですけど、やっぱり舞台上での表現の仕方というか、パフォーマンスの仕方は本当にかっこいいですね。

田中:拓実くんのパフォーマンスから刺激を受けますし、いつか僕たちも京セラドームに立ってパフォーマンスしたいなって思えました。

―JO1、INIの背中を追う一方で、DXTEENにしかない魅力とは。

谷口:JO1先輩、INI先輩は僕から見て“かっこいいお兄ちゃん”っていう感じ。それに比べると、僕たちってキャピキャピしているのかなって(笑)。(JO1、INIとは)また違った僕たちの明るさがあるんじゃないかなって思いますね。

田中:デビューの時はファンの人からも「初々しいね」ってすごく言われていたので。

谷口:よく聞くのが親目線で見ちゃうみたいな。今、僕たちは学んでいく段階なので、そういう目線で見てもらえたらなと思うんですけど、成長は絶対していかないとダメだと思う。成長していったら自然に目線も変わってくるのかなと思いますね。

【アーティスト写真】DXTEEN 3RD SINGLE「Snowin'」谷口太一 ©LAPONE Entertainment

※1 初の全国ツアー「2024 DXTEEN 1ST ONE MAN LIVE TOUR」(5月18日、大阪・Zepp Osaka Bayside。ほか東京・福岡公演あり)を開催。

※2 「CDTVライブ!ライブ!フェスティバル!2023」(23年9月17日、東京ガーデンシアター)に出演。

※3 音楽フェス「BoyAge Festival 2023 AUTUMN」(23年10月15日、ところざわサクラタウン)に出演。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

© 株式会社神戸新聞社