ジャスティン・ビーバー、スタジオでのレコーディング風景と見られる投稿にファン歓喜

ジャスティン・ビーバーが最後のスタジオ・アルバムをリリースしてから1,000日以上が経過したが、現地時間2024年1月31日、彼はファンの長い待ち時間が終わるかもしれないことを示唆する一連の写真を投稿して希望を与えた。

写真の中には、マイクを片手に生バンドと共にレコーディング・スタジオにいるジャスティンが、テレプロンプターに歌詞らしきものが表示されている近くで光るキューブの上に座って熱唱している姿などが含まれている。他にも、ジャスティンが右手にハーモニカを持ち、左手を横に伸ばしてミキシング・コンソールに座っている姿や、リハーサル・スタジオのようなところを歩いている姿、また外を散歩していたりドラム・キットのそばで歌っていたり、目を固く閉じて口ずさんでいるアップの写真もある。

ギャラリーの残りの部分は、ジャスティンがゴルフ場でクラブを振り、友人と1日を楽しんでいる写真で構成されている。写真家のローリー・クレイマーも自身のインスタグラムに、同じ写真の一部と、よりカラフルでアートなスタジオの写真を投稿しており、シャツをきていたり着ていなかったりするタトゥーだらけのジャスティンがスタジオで歌っている様子が写っている。彼は、「自分のやりたいようにやらせてくれて感謝。その贈り物をありがとう、@justinbieber」と書いている。

ジャスティンのファンのビリーバーたちはこれらの画像に狂喜乱舞し、「プリンス・オブ・ポップが帰ってきた!」、「会いたいよ!」、「これを待ってたんだよ!」、「すごい悲鳴をあげちゃった!」、「アルバムを出してください」などのコメントがSNSを飛び交った。

米ビルボードは、ジャスティンの広報担当者に一連の写真が彼の音楽活動への復帰を意味するものなのかについてのコメントを求めたが、現時点で回答はない。ただ、この投稿は彼が2021年のアルバム『ジャスティス』以来の新曲に取り組んでいる可能性を示唆しており、重要な意味をもっている。

新型コロナウイルスのパンデミックのために2年近く延期された後、2022年2月に『ジャスティス』と2020年のアルバム『チェンジズ』を引っ提げたワールド・ツアーを開始したジャスティンは、2022年6月に神経疾患であるラムゼイ・ハント症候群と診断されたことや、その症状として顔の片側が“完全に麻痺”したことなどを明かし、いくつかの日程を延期した。

休養を経て再びツアーに出たものの、彼は2022年9月6日のブラジルの【ロック・イン・リオ】フェスティバルでの公演後、続く健康問題のため再びツアーからの離脱を余儀なくされた。当時彼は、「今は自分の健康を優先しなければならないと気付きました」と語り、休養と回復のために“当分の間、ツアーを中断する”と発表した。その1週間後、次の1か月の日程が延期され、その直後に当初予定されていた2023年3月25日までの残りの公演すべてがキャンセルされた。

2023年の大半は目立った活動がなかった彼だが、9月にシザの「Snooze」のアコースティック・バージョンにサプライズでカメオ出演した。そして2週間前、NHLとアディダスが彼のファッション・ラインであるドリュー・ハウスとコラボした2024年オールスター・ジャージ・コレクションを発表したことでゆっくりと表舞台に復帰しつつあり、その数日後には、カナダのトロントで現地時間2月3日に開催される【2024 NHLオールスター・ゲーム】のセレブ・キャプテンの一人として発表された。

スタジオ写真を投稿する直前に、ジャステインは妻のヘイリー・ビーバーとのキュートなツーショット写真3枚を投稿していた。

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