拒否…父と連絡が取れず、安否確認したい市職員を娘が阻む 通報で駆け付けた警官、白骨遺体を発見 父と暮らしていた娘逮捕「遺体は父」 数カ月前に死亡か…異変に気付いた親族、市役所に連絡していた

自宅に遺体放置、46歳女を容疑で逮捕

 埼玉県警東入間署は30日、自宅で遺体を放置したとして、死体遺棄容疑で、ふじみ野市霞ケ丘3丁目、無職の女(46)を逮捕した。

 逮捕容疑は、自宅の居室で性別不明の成人1人の遺体を放置した疑い。遺体は白骨化しており、目立った外傷はなく、死後数カ月経過していた。女は「遺体は同居する父親=当時(80)」と供述しており、同署は遺体の身元の確認を急ぐとともに、司法解剖し詳しい死因を調べる。

 同署によると、女の親族から「同方の住民と連絡が取れない」と同市役所に連絡があり、30日正午ごろ、同市職員が安否確認のため同方を訪れた。応対した女が入室を拒んだため、市職員が110番。駆け付けた同署員が同方居室内で白骨化した遺体を発見した。

 女が遺棄を認めたため、同署に任意同行を求めて逮捕。詳しい死因と放置理由などを捜査している。

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