印象的な赤をまとった限定車 ルノー「カングー ヴァリエテ」を発売

ルノー・ジャポンは2024年1月30日、深みのある赤を纏ったルノー カングーの限定車「ヴァリエテ」を、150台限定で2月22日(木)から全国のルノー正規販売店で販売することを発表した。

ボディカラーはボルドー地方に広がる葡萄畑の風景を思わせる深みのある「赤」

ルノー カングーは、広い室内空間と高い機能性から、欧州ではルドスパス(遊びの空間)と呼ばれて親しまれてきた。

限定車 ルノー カングー ヴァリエテのボディ同色バンパー仕様。深みのある赤いボディカラーが印象的だ。このほかにブラックバンパー仕様もある。(アルバム参照)

日本では2023年2月に3代目へとフルモデルチェンジされたが、従来の特徴はそのままに、「もっと遊べる空間」をテーマに大きな進化を遂げた。

実は日本に導入される限定車のカングー ヴァリエテは、今回が第2弾となる。第1弾は2023年10月に200台限定で登場しており、そのボディカラーはプロフェッショナルのための道具であることをイメージさせるスモーキーカラーの「グリ アーバン」を採用していた。

そして第2弾となる今回は、仏・ボルドー地方の美しい葡萄畑の風景と重なるボディカラーを特徴としている。

フランス北東部に位置するボルドー地方は、世界的にも有名なワインの産地で、世界にその名を知られるいくつものシャトーがカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとする様々な品種の葡萄を栽培し、極上のワインを生産している。

カングー ヴァリエテには、このボルドー地方に広がる葡萄畑の美しい風景と重なる深みのある赤である、「ルージュ カルマンM」を採用している。

標準車にはない新機能「イージーパーキングアシスト」を装備

ベースグレードは「インテンス」がボディカラー同色バンパー仕様で、「クレアティフ」はブラックバンパー+ブラックスチールホイール仕様。パワートレーンは131psを発生する1.3Lガソリンターボエンジン+7速ATのみとなる。

標準車ではリアのみだったがパーキングセンサーは、フロントとサイドにも追加された。

標準車にはない新機能としては「イージーパーキングアシスト」を標準装備する。これは駐車スペースを指定すると、自動的に駐車操作をしてくれる機能で、これにともないパーキングセンサーはこれまでリアのみだったが、フロントとサイドにも追加されている。

また、標準車ではオプション装備となるマルチルーフレールは標準装備で、ルーフボックスなどを装着することもできる。

その他にもスマートフォンワイヤレスチャージャー、17インチアルミホイール(カラーバンパー仕様モデル)など、充実の装備がおごられている。

カングー ヴァリエテの価格は、カラーバンパー仕様のインテンスが427万円、ブラックバンパー仕様のクレアティフが420万円。限定台数は150台となっている。

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