映画『身代わり忠臣蔵』豪華キャストが演じる歴史を覆す大胆なキャラ映像解禁

映画『身代わり忠臣蔵』場面写真(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会

ムロツヨシが主演する映画『身代わり忠臣蔵』より、個性強めなメンバーが勢ぞろいしたキャラクター映像が解禁された。

本作は、大石内蔵助率いる忠義の赤穂浪士たちが亡き殿・浅野内匠頭のかたきである吉良上野介への討ち入りを成し遂げ、見事な最後を迎える国民的時代劇『忠臣蔵』をベースに、“身代わり”という斬新なアイデアが加わり生み出された土橋章宏の同名小説を映画化。原作者で時代劇ヒットメーカーの土橋が脚本を手がけ、河合勇人監督とタッグ。時代劇映画を脈々と生み出し続けてきた東映京都撮影所が製作した。

主人公・吉良孝証(きらたかあき)とその兄・吉良上野介を演じるのはムロツヨシ。数々の時代劇作品に出演しているが、2役に挑むのは今作が初となる。性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分け、時に皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱く演じる。

また、プライベートでもムロツヨシと親交が深く、映画としては20年ぶりの共演となる永山瑛太が相手役・大石内蔵助として参戦。『忠臣蔵』の要でありムロと敵対する役どころを演じる。

この度解禁されたのは、ムロツヨシが1人2役で演じる兄弟・吉良孝証&上野介をはじめとした個性強めなキャラクターたちを紹介する映像。順にキャラクターが登場しながらも、本作のあらすじがしっかりと分かる内容に仕上がっている。

吉良家の当主・上野介が斬られ、お家滅亡の危機に瀕した吉良家のピンチを救うべく、白羽の矢が立ったのは、兄と顔がうり二つの弟・孝証。幕府をダマす前代未聞の“身代わりミッション”を金に目がくらみしぶしぶ引き受けながらも、時に喜怒哀楽し、徐々に心境が変化していく。

そんな吉良家と敵対関係にあるのが、赤穂藩家老の大石内蔵助(永山瑛太)。仕事もサボり気味で腰抜けの大石は、赤穂藩主の切腹によって仲間から吉良家へ討ち入りの決断を迫られ、その板挟みゆえ頭皮にまで…。そんな中、孝証とお互いの素性を知らずに絆を深めていくこととなる。

吉良家に仕える女中の桔梗(川口春奈)は、兄からふびんな扱いを受ける孝証に手を差し伸べる、けなげで心優しき女性。孝証が殿に扮装(ふんそう)しているとは知らないはずが、殿の変化に感づく様子も。桔梗に思いを寄せる孝証との“恋模様”のゆくえも気になるところだ。

そして同じく吉良家で上野介の側近として務め、孝証に奇想天外な身代わりミッションを発案する斎藤宮内(林遣都)。上野介からパワハラを受け続けてきたあまり、内なるMっ気を開花させてしまうクレイジーな家臣だ。ムロと林の息のあった“大胆”な掛け合いも見どころの一つとなっている。

ほかにも、頭のネジがぶっとんだ吉良家の剣客・清水一学(寛一郎)、吉良のパワハラにブチ切れた若き赤穂藩の藩主・浅野内匠頭(尾上右近)、犬を愛しすぎる、りりしいクセ眉の将軍・徳川綱吉(北村一輝)、幕府の裏を牛耳る真の権力者・柳沢吉保(柄本明)と、そうそうたるメンバーが並び、個性をさく裂させている。

映画『身代わり忠臣蔵』は、2月9日より全国公開。

© ブロードメディア株式会社