「ラランド」サーヤ&「令和ロマン」高比良くるま、コンビ結成検討していた それが立ち消えになった「しょうもない理由」

お笑いコンビ「ラランド」のサーヤさんが2024年1月29日に公開したYouTube動画で、M-1グランプリ2023年チャンピオンの「令和ロマン」高比良くるまさんと一時コンビを組もうとしていたとするエピソードを明かし、注目を集めている。

M1優勝は「私は心から嬉しい、早めに言っときたかった」

サーヤさんは自身のチャンネル「サーヤ特番」で「友達がおめでた」と題した動画を公開。

「大学時代に仲が良かった友達がおめでたということで、飯とか奢ってマウント取ろうかなと思います」とし、高比良さんとの食事に向かった。会うのは約1年半ぶりだという。

お酒を片手にサーヤさんが「みんなに言われてると思うけど言うわ。ABC(お笑いグランプリ)準優勝おめでとう」と冗談めかすと、高比良さんは「言わねえって、そっちで。M-1の話」とツッコミを入れた。

「嬉しいよ」と再会を喜ぶサーヤさんに、高比良さんは「会えるとこに少しは来れた かなって感じよ」と頷いた。

高比良さんは、サーヤさんら「ラランド」について「やっぱ先行かれた感じはやっぱあるわけよ、絶対。先行かれちゃったって、まあ大学の時一緒にやってて、(サーヤさんは)プロにならないって話だったじゃん」と学生時代を振り返った。

「(ラランド)はブワーンって(売れて)行ったじゃん。感覚的には、階段を登ったっていうか、なんか勝手になんかハシゴみたいなやつを登ってった感覚なの」。

嫉妬などはしなかったものの、先に売れたサーヤさんが無理に合わせてくれているのではと思い「結構会ってたけど、どっかでやっぱ気にしちゃう」ようになったと振り返った。

自身がM-1チャンピオンになったことで再び距離が縮まったように感じたとして「本当に心から嬉しい。私は心から嬉しい、早めに言っときたかった」と熱弁した。

「めっちゃ顔付き変わって、『そんなんなるならめんどくさいわ』」

サーヤさんは当時のことを「無理して合わせてたっていうより、もうね、テレビ出始めた3年間めっちゃ寂しかった」と振り返り、令和ロマンが優勝した際「テレビ楽しくなるかも」と期待したと語った。

高比良さんが「本当に本当に、これでやっと対等に喋れると思ってる」とすると、サーヤさんは「うわー、なにそれ」と顔を顰めた。

コロナ禍で劇場での活動ができず塞ぎ込んでいた際、高比良さんは「なんとか俺がお前と一緒にプロになれるって可能性はなかったのかな、と思ってた」という。

2人がお笑い芸人としての活動をスタートしたのは大学に通っていた頃のことだという。当時、高比良さんはサーヤさんに「コンビを組んでほしい」と申し出た。サーヤさんは「じゃあやってみるか」と快諾。しかし、「しょうもない理由」でコンビ結成は立ち消えてしまったという。

ネタ合わせをして、遊び半分でネタを披露する機会があったが、「当時俺が付き合ってた彼女が、それを嫉妬みたいなしちゃったのよ」。高比良さんはサークル活動に嫉妬する彼女の行動に疑問を持ち、サーヤさんに「『ちゃんちゃらおかしいよね』みたいなトーンで相談した」という。

しかし、サーヤさんは「めっちゃ顔付き変わって、『そんなんなるならめんどくさいわ』」と拒絶し、自然消滅してしまったという。

こうした背景から、高比良さんは長らく後悔していたと語った。

サーヤさんの相方・ニシダさんは...

視聴者からは、サーヤさんと高比良さんの関係に感動したとする声が相次いでいる。

「寂しかったって素直に伝えられるの良い関係性よな お互いちょっとずつずっと気遣ってきたのもすっごいリアル」
「もう売れる気配があった令和ロマンがブレイクしてじゃなくチャンピオンになって堂々と再会してるのカッコ良すぎな」
「優勝して『やっと対等に喋れる』と思ったくるまさんと、『テレビ楽しくなる』と思ったサーヤさん。めちゃくちゃ素敵な関係性...」

一方サーヤさんの相方・ニシダさんと高比良さんを比較し、「ニシダがくるまさんと比べられて、デブでクズだから持ち上げられてるムーブ最高に面白すぎるwwwww」「一人で売れたわけじゃなくてラランドで売れたのに三年間ずっと寂しかったのニシダエグい」などと面白がるコメントも多い。

こうした投稿について、ニシダさんは自身のXで「ニシダに悪口を言ってダメージを与えようとか、イジってやろうという魂胆ならまだ良い。しかし、巻き込み事故でニシダを『金持ちのアホ(金持ちのアホ)』、『デブでクズ』呼ばわりするなよ。引用元も引用してるヤツも。傷付くんだよ、俺は。深夜とか、結構簡単に泣いちゃったりするんだぞ、俺は」と嘆いている。

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