ダービー前にさらなるDFの負傷者…アンチェロッティ監督はリュディガーの起用諦めず「回復するまでに2日間ある」

左足を痛めたリュディガー[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が負傷交代したドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの状態を明かした。クラブ公式サイトが伝えた。

ブラジル代表DFエデル・ミリトン、オーストリア代表DFダビド・アラバ、さらにはベルギー代表GKティボー・クルトワの3人が左ヒザの前十字じん帯断裂により長期離脱しているマドリー。守備陣の層が危ぶまれる中、1日に行われたラ・リーガ第20節延期分のヘタフェ戦ではリュディガーもアクシデントに見舞われた。

前半終盤、リュディガーは元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドの突破を阻止した際に接触し、左足を負傷。ハーフタイム突入まで10分ほどプレーを続けたものの、スタッフの肩を借りながらロッカールームへと下がり、後半はフランス代表MFオーレリアン・チュアメニが代わりにセンターバックを務めた。

アンチェロッティ監督は試合後、2-0の勝利を振り返ると同時にリュディガーのケガに言及。「打撲した」と詳細について語り、次の試合に間に合うことを願った。

「彼が回復するまでに2日間ある。筋肉への強い打撃だ。リュディガーは戦士であり、ちょっとした違和感のために試合に出られないのは不本意なことだ」

なお、後半アディショナルタイムにイエローカードをもらったチュアメニは次節出場停止に。健在なセンターバックがスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスくらいとなった中、4日の第23節ではアトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーが控えており、続く10日の第24節では首位を争うジローナと対戦する。

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