チェルシーMFアンドレイ・サントス、ストラスブールへのレンタル移籍が決定

チェルシーに所属するブラジル代表MFアンドレイ・サントスが、ストラスブール(フランス1部)にレンタル移籍することが決定した。1日、両クラブが発表している。

発表によると、移籍期間は2023-24シーズン終了まで。現在はU-23ブラジル代表のキャプテンとしてCONMEBOLプレオリンピック大会に参加しているため、終了後にストラスブールに合流することになる。

2004年5月3日生まれで現在19歳のA・サントスは、母国のヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で、2022年1月にトップチーム昇格を果たした。ボランチを主戦場に徐々に出場機会を増やすと、2023年1月に1200万ユーロ(約19億円)とも報じられた移籍金でチェルシーに完全移籍加入。労働許可証の問題により3月に古巣にレンタルで戻り、昨夏にチェルシーに復帰した。

また、世代別のブラジル代表にも名を連ね、U-20代表の一員として臨んだU-20南米ユース選手権では、主将として全9試合中8試合に出場し6ゴールをマーク。大会得点王に輝き、チームを優勝へ導いた。また、昨年5月から6月にかけて開催されたFIFA U-20ワールドカップでも主将として全5試合に出場。昨年3月には記念すべきA代表デビューも飾っている。

昨夏にノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍を果たしたが、公式戦の出場機会はわずか2試合にとどまり、先月3日にチェルシーに復帰。後半戦はトップチームでプレーする可能性も浮上していたが、定期的な出場機会を求め、昨年6月にチェルシーのオーナーであるコンソーシアム『BlueCo』が買収したストラスブールにレンタル移籍することとなった。

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