日本神話好きの小手伸也が淡路島へ。“国生みの島”で出合った名産・タマネギの味に感動!

小手伸也が、BS-TBS・BS-TBS 4Kで2月21日放送の「美しい日本に出会う旅」(水曜午後9:00)に出演。日本神話好きの小手が、兵庫・淡路島で“日本最古”の神社を巡る。

「美しい日本に出会う旅」は、日本各地のまだまだ知られていない美や伝統など、古くから続く「美しい日本」を再発見していく紀行番組。日本各地の四季折々の絶景や風物詩、受け継がれる手仕事や、旬の味覚、温泉などを紹介している。井上芳雄瀬戸康史松下洸平が「旅の案内人」として、週替わりでナレーションを担当。普段は旅人は登場しないが、年に数回、井上、瀬戸、松下が旅に出る「特別編」に加え、3人それぞれと親交のあるゲストが旅をする企画も届けている。

「日本はじまりの地 淡路島へ 瀬戸康史×小手伸也 新玉ねぎとうず潮ロマン」と題しておくる今回。瀬戸と親交のある小手が旅人として出演するのは、2022年9月の長野・諏訪の旅に続き、2回目となる。

日本最古の歴史書「古事記」の冒頭に書かれた天地創造の物語「国生み神話」の中で、日本で最初に誕生した“特別な島”とされているのが淡路島。神話に触れる前に小手が訪れたのは、淡路島の名産・タマネギの農家「淡路島濱田ファーム」。そして、温暖な気候と風土で育ったタマネギを使った料理に挑戦する。

次に向かったのは、日本最古の神社と言われる伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)。「古事記」の冒頭に登場し、日本を創造したとされる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神とする由緒ある神社だ。伊弉諾神宮を中心にして、東西南北に縁ある神社が配置されていることが分かるモニュメント「陽の道しるべ」など、神話を物語る物や逸話に触れ、小手はこの島が“はじまりの島”であることを感じる。

さらに、弥生時代後期に鉄器づくりを行っていたムラの跡が見つかった「五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)」へ。弥生時代に、この地の人たちが鉄器づくりの最先端技術を持っていた理由などを専門家から聞いて、古代ロマンに浸る。そして、大型船に乗船。鳴門海峡で発生する世界一の渦潮を見学して、この旅を締めくくった。

2回目の番組出演を果たした小手は「淡路島といえば、古事記や日本書紀に書かれている国生み神話の伝承が残る地であり、伊弉諾神宮という日本最古と言われる神社があるということで、日本神話好きとしては一度は訪れるべき“必修科目”だと思いつつも、機会を逃し続けていた自分としては、今回の旅のオファーをとてもうれしく、心から楽しみにしておりました」とコメント。

印象的な場所を聞かれると「訪れたところは全部よかったのですが、新タマネギのおいしさというのは、かなりハートを撃ち抜かれましたね。そもそも淡路島を訪れるモチベーションとして、日本の神話や古代ロマンに触れたいという思いはあったのですが、『せっかく名産だし、タマネギ畑に行こう!』とは、なかなか思いが至らなかったので(笑)。『濱田ファーム』のご夫婦に作っていただいたタマネギ料理のうまさというのは、想定外に心に残りましたね」とタマネギのおいしさに感動した様子。

また、神話や古代史の話が勉強になったそうで「以前ドラマで、川島明さんと井浦新さんと共演した時に、僕が日本神話好きで、井浦さんが縄文・弥生マニア、川島さんが神社好きで、その3人がそれぞれの好きな分野で語り合うという至福の休憩時間があって、『いつかこの3人で番組をやりたいね』と盛り上がったことがあったんですが、なかなか普段そういう話で意気投合できる人が周りにいないので、専門の方々の解説や皆さんとの談笑は、完全にカメラを忘れていました。正直ずっとやっていたかったです(笑)」と貴重なエピソードも明かした。

さらに、前回の長野旅も振り返り、「諏訪の旅では、僕の行動に対して茶々を入れるような(瀬戸康史さんの)ナレーションが多かった気がするんですが、今回はごく自然に振るまっていたので、瀬戸くんも僕のあら探しは観念して、『旅の楽しみ方ってこうだよね』と共感するようなナレーションを期待しています。寡黙ながら、旅に溶け込んでいた小手伸也という旅人に対して、ツッコミが入る余地なんてないはずですよ(笑)」と、瀬戸に言いたいことがあるようだ。今回のナレーションも瀬戸が担当。旅人・小手との掛け合いも見どころとなる。

あらためて「淡路島は、一度では紹介しきれない見どころがたくさんあるとてもすてきなところだったので、僕の旅を通じて、皆さんが淡路島に足を運んでみたいと思ってくだされば光栄だなと思いますし、皆さんの興味につながったらいいなと。僕自身もまた来たいなと思いましたし、番組を通じて僕と一緒に旅を楽しんでいただければと思います」とアピールしている。

番組を手掛ける渡部織映プロデューサーは「瀬戸康史さんのご友人・小手伸也さん2回目の旅先は淡路島。神話好きの小手さんならではのチョイスとなりました。今回の小手さんは、とにかく行く先々で褒められており、タマネギ農家では料理の腕前を褒められ、五斗長垣内遺跡では手先の器用さを褒められていました」と振り返る。しかし、「褒められているのに…、本人は真剣そのものなのに…、なぜか笑いが生まれるのです」と暴露。加えて「前回の諏訪の旅でも大好評だった(?)『小手さんが心の声と表情で語る小手劇場』(瀬戸のアイデアから生まれた演出)が、パワーアップして今回も随所に散りばめられています。クスッと笑える小手伸也さんの淡路島の旅をぜひお楽しみに!」とアピールしている。

なお、番組公式SNSでは、「旅のおみやげ」の視聴者プレゼントも実施。詳細は番組公式SNSで告知される。放送の翌日午後0:00からは、TVerなどで無料見逃し配信も行う。

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