在留カード偽造のベトナム国籍の男に有罪 群馬・前橋地裁判決

 在留カードを偽造したなどとして、入管難民法違反(在留カード偽造など)の罪に問われたベトナム国籍で太田市の無職の男(27)の判決公判が1日、前橋地裁であった。橋本健裁判長は「実行犯として組織的犯行の中核的な役割を果たした」として懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、男は仲間と共謀して昨年5~6月、都内や藤岡市内に偽の在留カードをそれぞれ1枚ずつ発送して提供しようとし、8月9日に自宅で在留カード12枚を偽造した。

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