密漁疑いで計12人検挙 押収物最多はナマコ434個171キロ 福島海上保安部・2023年

福島海上保安部は、去年1年間に福島県沿岸部でナマコやアワビなどを密漁した疑いで検挙された人数は、計12人にのぼると発表しました。

福島海上保安部では、県沿岸部での密漁の取り締まりを積極的に行っていて、その結果、去年ナマコ、アワビ、ウニ、アサリを密漁した疑いで、計12人を漁業関係法令違反で検挙したということです。検挙された人数は、前年の17人に比べて5人少なくなっています。

押収した中で最も数が多かったのはナマコで、434個・約171キロ。これは、去年1月にいわき市の小名浜港周辺で密漁事件があったことが大きな理由です。次いでウニの95個・約7.1キロ、アサリの43個・約0.5キロ、アワビの10個、約1.2キロとなっています。

福島海上保安部では、今後も年間を通して密漁の取り締まりを積極的に行っていくことにしています。

※画像は福島海上保安部提供

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