伊方原発で、2日大地震による事故を想定した訓練が行われ参加者が非常時の対応を確認しました。
‐‐訓練、訓練、ただ今大きな地震発生
四国電力の社員らおよそ240人が参加した訓練は、愛媛県伊方町で震度5強の地震が発生した想定で始まりましたが、参加者には想定を知らせない「ブラインド方式」で進められました。
伊方原発 多田賢二所長 「13時06分、13時06分、異常時連絡体制を発令します」
災害対応の拠点となる緊急時対策所では、参加者が被害の情報収集などにあたります。
さらに震度6弱の地震で3号機が自動停止、全ての交流電源が失われ炉心損傷の恐れも出てくると、より海抜の高い所にある緊急時対策所に移り、原子炉格納容器を海水で冷やすための手順を確認していました。