CIS、3G-SDI/HD-SDI出力の小型軽量かつ高画質カメラ「VCC-HD5」受注開始

株式会社シーアイエス(以下:CIS)は、1/1.8型グローバルシャッタ方式のCMOSイメージセンサーを用いたFull HD カメラ「VCC-HD5」の受注を開始した。

VCC-HD5は、ソニー社製の1/1.8型のCMOSセンサ「Pregius IMX265」を使用したFull HDカメラだ。3G-SDI×1ch出力にて最大1080/60pの高速画像伝送が可能で、カメラに内蔵された同社オリジナルのカメラ信号処理用アルゴリズム「Clairvu」により、被写体本来の色を忠実に表現することが可能だという。

VCC-HD5は、同社が開発してきた小型Full HDカメラの従来機種よりも容積を約30%削減。29×29×55㎜の小型サイズ、軽量、低消費電力となっており、さらに利便性が高い仕様となっている。

VCC-HD5はクレジットカードと同等サイズ

他にも、色補正、Knee変更、BT.2100(HLG)準拠ガンマカーブ対応、BT.709・BT2020対応。NR、LTC、GenLock、GenLock Offset、OSDなど各種放送・撮影用途、E-Sports 中継システム、遠隔操作、視鏡、術野カメラ、監視、車載等の用途に好適な機能が備わっている。

また、ユーザーが用意した筐体に組み込むことが可能な、ボードカメラタイプの「DCC-HD5」もあり、用途に合わせて選択でいる。

VCC-HD5(筐体タイプ)/DCC-HD5(ボードタイプ)

カメラ本体仕様

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