カキ養殖で技能実習に来たはずが、解体現場で働かせる 容疑で京都の男とベトナム人逮捕

京都府警本部

 京都府警組対1課と山科署は2日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、京都市伏見区醍醐、解体業の男(49)を再逮捕し、同法違反(資格外活動)の疑いで、ベトナム国籍の住所不定、無職の男(30)を逮捕した。

 解体業の男の再逮捕容疑は昨年7~12月、広島県内でカキの養殖に従事する技能実習生として来日していた無職の男を、府内や大阪府の解体現場で不法に就労させた疑い。無職の男の逮捕容疑は昨年7~12年、資格外活動の許可を得ずに解体現場の作業員として働いた疑い。2人は容疑を認めているという。

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