アルメニア、国防をロシアに頼れず 米仏などと関係強化を=首相

[モスクワ 2日 ロイター] - 旧ソ連アルメニアのパシニャン首相は、もはやロシアを主要な防衛・軍事パートナーとして頼ることはできず、米国やフランスなどとより緊密な関係を築くことを検討すべきとの見解を示した。公共ラジオに述べた。

アルメニア軍の改革に関する質問に対し「誰と真の軍事技術や防衛関係を維持できるのかを理解する必要がある」と答えた。

「以前はそうした疑問はなく問題は単純だった。国防関係の95─97%はロシアが相手だった。しかし今は客観的にも主観的にもそうすることはできない」と述べた。

その上でアルメニアは米国、フランス、インド、グルジアとどのような安全保障関係を築くか考えるべきだと指摘した。

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