”韓国のイチロー”イ・ジョンフが山本由伸との対決に闘志を燃やす!同級生のライバル投手に「MLBでやったらどうなるか気になる」

今年からMLBに挑戦する“韓国のイチロー”は、同い年の日本投手との対戦を楽しみにしているようだ。

かつて中日でプレーしリーグ優勝に貢献したイ・ジョンボム(李鍾範)氏の息子、イ・ジョンフ(李政厚)は韓国で2度の首位打者に輝き、今オフにポスティングシステムでサンフランシスコ・ジャイアンツと契約を結んだ。そんな彼は、同じ25歳で今オフにメジャー挑戦の夢を叶えた山本由伸をライバル視している。

父と同様に“韓国のイチロー”とも称されるイ・ジョンフは、「国際大会で何度か対戦したけど、MLBでやったらどうなるか気になる。ヤマモトのボールを打ちたい」と意欲を示したと韓国ポータルサイト『Dailian』が伝える。
初めて対戦したプレミア12では山本のボールに対応できず3球三振に倒れたイ・ジョンフ。その雪辱を胸に秘め臨んだ東京五輪では1打席目に二塁打を3打席目に右安打を放った経験がある。

同地区のライバルチームに所属する2人のルーキーだが、両チームは2024シーズンで13度当たる予定だ。2月1日に仁川国際空港から米アリゾナに向けて出発したイ・ジョンフは、「ようやくMLB挑戦を実感している。いつもはチームメイトと一緒にキャンプ入りしていたのに、こうして一人で出国するのは不思議な気持ちだ」と口にし、「到着後、すぐに球団の施設を使用していいという許可は得ている。韓国でできるトレーニングは全部やった。早く暖かいところでスキルを磨きたい」と意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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