豊田自動織機 増収増益の決算を発表 エンジン認証の不正の影響はこれから

テレビ愛知

エンジンの認証において不正を行った豊田自動織機は2日、第三四半期の連結決算を発表しました。業績予想を据え置きし、不正問題の影響については織り込みませんでした。豊田自動織機は2023年4月から12月期の連結決算を発表し、売上高は2兆8275億円、営業利益は2009億円で増収増益となりました。産業車両・自動車の売上が増加したことに加え、円安の影響が主な要因です。

一方、性能試験での不正により自動車用のディーゼルエンジンなどが出荷停止となっていますが、2024年3月期の業績予想は据え置きました。

豊田自動織機 高木博康執行職:
「今週から出荷を停止した。どれだけの期間になるのか現時点ではっきりしないので、明確になり次第今期の影響として織り込む」

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