成績上昇へ粘り強く 「合格祈願昆布」で激励

横手市で高校受験を控えた中学生に2日、合格を祈願したコンブが贈られました。早速、みそ汁に入れて味わった生徒たち。コンブのように粘り強い受験勉強の追い込みに向けて弾みをつけました。

合格と書かれたはちまきを力強く締め、職人が思いを込めて作るのは合格祈願のコンブです。横手市増田町にある佐藤こんぶ店。削られて高く舞い上がるコンブのように成績がぐんぐん上昇してほしいという願いを込めて「合格祈願昆布」として販売しています。コンブのように粘り強く受験勉強に励んでもらえるようになると期待され、いまでは県内はもとより、関東や関西など県外からも注文が寄せられるということです。

2日は「合格祈願昆布」が地元増田中学校の3年生33人に贈られました。生徒たちは早速、みそ汁に入れて縁起物のコンブを味わいました。公立高校入試の1次募集の試験まであと1か月余り。生徒たちは受験勉強の最後の追い込みに向け弾みをつけました。地元からの応援を受けた生徒たちは志望校合格への意気込みを新たにしていました。

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